KIM CARNES/Mistaken Identity (1981)
アメリカの女性シンガーKIM CARNESが1981年にリリースした6thアルバムにボーナス6曲を追加。世界的に大ヒットした1. Bette Davis Eyes(邦題:ベティ・デイビスの瞳)に尽きるかなー、やっぱり。当時、小学生だったけど、ラジオでも頻繁に耳にしていましたからね。元々は1975年にシンガーソングライターJACKIE DeSHANNONが発表した曲のカバー。オリジナルは、ほのぼのした眠気を誘うスイング・ジャズっぽい曲だけど、浮遊感のあるシンセサイザーやアタック強めのシンセ・ドラムを駆使して大胆にアレンジしており、KIM CARNESのハスキー・ボイスも相まって一度聴いたら忘れられない名曲となってますね。他には、どこか懐かしさを感じるロック・ナンバー2. Hit and Run、AORテイストのアダルトなスロウ3. Mistaken Identity、アコースティックギターが耳を惹くカントリー・タッチのロック4. When I'm Away from You、チープなドラム・マシンやパーカッションも良い感じの佳曲5. Draw of the Cards、優しい雰囲気のシンセ・ポップ・ロック8. Don't Call It Love、ボーナスで収録のTHE MIRACLESのカバーで小気味良いメロウ・ミディアム11. More Love、1983年の8thアルバム『Café Racers』からのシングルで、ドライブ感溢れるポップ・ロック12. Invisible Hands (Dance Mix)、1985年の9thアルバム『Barking at Airplanes』からのシングルで、THE CARSを思い起こさせるシンセ・ポップ・ロック14. Crazy in the Night (Barking at Airplanes)、1983年の8thアルバム『Café Racers』収録で、郷愁感漂うロック・ナンバー15. I Pretendがお気に入り。(2023/09/16)
