V.A./The Sound Of Funk Volume 1 (1992) | OLD 2 DA NEW SCHOOL

V.A./The Sound Of Funk Volume 1 (1992)

1992年にUKのGOLDMINE SOUL SUPPLYからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。

「おらが町のJAMES BROWNだっぺ!」って感じの物まねSHOW的なアーティストが多いのは時代なんだろうな。やっぱりJBの影響力の大きさをまざまざと感じさせるね。

A1. THE HERB JOHNSON SETTLEMENT/Damph F'aint

フィラデルフィアで活躍したR&BシンガーHERB JOHNSON率いるTHE HERB JOHNSON SETTLEMENTが1972年にリリースしたシングル。ドカドカしたドラムにラップ交じりの歌がナイスなJB系ファンキー・チューン。
A2. LEROY & THE DRIVERS/The Sad Chicken

詳細は不明だが、シカゴのローカル・ファンク・バンドが1967年の作品とのこと。STONES THROWのレア・ファンクのコンピで有名になったみたいですね。BLU AND NOTTZ/The Manがサンプリングしたサックス吹きまくりなインスト・ファンキー・ナンバー。
A3. JAMES LEWIS FIELDS/How Long Shall I Wait

JAMES LEWIS FIELDSが1973年にリリースしたシングル。これも歌もトラックもまんまJAMES BROWN笑 でもホーンセクションが効いたご機嫌なファンクなんで、効いたら自然と腰が動くよね。
A4. THE VILLAGE CALLERS/Hector

LAのチカーノ・バンドTHE VILLAGE CALLERSが1968年にリリースしたアルバム『Live』収録。ヒップホップDJ必携の『ULTIMATE BREAKS & BEATS』にも収録されており、CYPRESS HILL/The Funky Cypress Hill Shit、DE LA SOUL/The Mack Daddy on the Leftでネタ使いされたパーカッシブなビート、ハンドクラップ、オルガン、ガヤが混然一体となったインスト・ラテン・ファンク!
A5. GUS 'THE GROOVE' LEWIS/Let The Groove Move You

ニューオーリンズでDJ/ソングライターとして活動したGUS 'THE GROOVE' LEWISが1967年にリリースしたシングル。これもまんまJB系のアップテンポなドラムにホーンセクション が最高にグルーヴィーなファンキー・チューン。
A6. FABULOUS CAPRICES/Groovy World

テキサスのファンク・バンドFABULOUS CAPRICESが1971年にリリースしたシングル。パーカッシブで疾走感あふれるリズムとギター、ホーンセクションが最高にグルーヴィーなファンク!
A7. THE FABULOUS COUNTS/Jan Jan

デトロイトのファンク・バンドTHE FABULOUS COUNTSが1969年にリリースしたアルバム『Jan Jan』収録。ホーンセクションとブルージーなギターが耳を惹くインスト・ファンク・ナンバー。
B1. MICKEY & THE SOUL GENERATION/Iron Leg

テキサスではかなり知られたファンク・バンドだったらしいMICKEY & THE SOUL GENERATIONが1969年にリリースしたシングル。タイニーパンクス/ラスト・オージーで使われたチープなオルガンの音色やファンキーなリズムがイイ感じのファンク。
B2. FRANK WILLIAM’S ROCKETEERS/You Got To Be A Man

マイアミのソウル/ファンク・バンドFRANK WILLIAM’S ROCKETEERSが1966年にリリースしたシングル。これはもうJAMES BROWNでしょう笑 ものまねの域を超えてるんじゃないかな。JB直系のイカしたファンキー・チューンで最高ですね。
B3. JAKE WADE AND THE SOULSEARCHERS/Searching For Soul

ワシントンGO-GOの神CHUCK BROWN率いるバンドとは異なるJAKE WADE AND THE SOULSEARCHERSが1968年にリリースしたシングル。GHOSTFACE KILLAH/Troublemakersにも使われた名ブレイクビーツJOHNNY JENKINS/I Walk On Guilded Splintersにとても似たドラム・ブレイクやブルージーなギターがイカすインスト・ファンク!
B4. SONS OF SLUM/The Push And Pull

シカゴのファンク・バンドSONS OF SLUMが1971年にリリースしたシングル。ドラム、ホーンセクション、ディレイを効かせた歌も最高なスリリングなファンキー・チューン!これカッコ良すぎだな~
B5. JAMES SPENCER/Take This Woman Off The Corner

メンフィスのファンク・シンガーJAMES SPENCERが1970年にリリースしたシングル。OUTKAST/Player's Ball (Remix) で使われた鬼ファンキーなドラム・ブレイクですべて持っていかれる最高にご機嫌なナンバー!
B6. ROBERT MOORE/Everything's Gonna Be All Right

フロリダのシンガーROBERT MOOREが1971年にリリースしたシングル。これもJAMES BROWN系で、ドラムが弱いけどホーンセクションが効いたファンキー・ナンバー。
B7. THE SHOWMEN INC./The Tramp Pt. 1

カリフォルニアのレーベルからリリースされた謎のグループTHE SHOWMEN INC.が1968年にリリースしたシングル。DJ SHADOW AND CUT CHEMIST/Brainfreeze (Side 1) で使われた「Funky Broadway」系の激しいドラムが耳を惹くファンク・チューン。
B8. CHRIS JONES/I'm The Man

ロサンゼルスのレーベルからリリースされた謎のシンガーCHRIS JONESが1970年にリリースしたシングル。これも、もうJAMES BROWNでしょう笑 トラック、歌ともにまんまJB。でもカッコいいから良しですね笑

(2024/02/17)