V.A./Fast, Funky And Fantastic (1988) | OLD 2 DA NEW SCHOOL

V.A./Fast, Funky And Fantastic (1988)

1988年にUKのKENT RECORDSからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。FANTASY RECORDS(傘下のGALAXY含む)からのセレクト。

 

A1. DAVID SIMMONS/Will They Miss Me

フィラデルフィア出身の男性シンガーDAVID SIMMONSが1978年にリリースしたアルバム『Hear Me Out』収録。プロデュースは、ファミリー・グループINGRAMメンバーのBUTCH INGRAM。フィリーらしく流麗かつ軽快なディスコ・ナンバー。

A2. SIDE EFFECT/Always There

1976年にリリースした3rdアルバム『What You Need』収録。サックス奏者RONNIE LAWSのカバーで、オリジナルももちろん最高ですが、SIDE EFFECTのバージョンはソウルフルな女性ボーカルが入っており、これまた極上の仕上がりでガラージュ・クラシックの名に相応しいね!

A3. THREE PIECES/I Need You Girl

ジャズ・ファンク・バンドTHE THREE PIECESが1975年にリリースした唯一のアルバム『Vibes Of Truth』収録。DONALD BYRDプロデュースで、小気味良いリズムに爽快感のあるメロディの明るいナンバー。

A4. PHILLY CREAM/Motown Review

INGRAMとFAT LARRY’S BANDのメンバーからなるフィラデルフィアのグループPHILLY CREAMが1979年にリリースした1stアルバム収録。BPM早目のフィリー・ディスコなんだけど、あまり好みじゃないかな…

A5. BILL CODAY/Get Your Lie Straight

ミシシッピー出身のサザン/ディープ・ソウル・シンガーBILL CODAYが1971年にリリースしたシングル。アレンジにはHIサウンドで有名なWILLIE MITCHELL。ファンキーなサウンドに塩辛いボーカルがイイ味出してるけど、少し60年代が過ぎるかな。

A6. CAL TJADER/Evil Ways

ラテン・ジャズ・ビブラフォン奏者CAL TJADERが1971年にリリースしたアルバム『Tjader』収録。もちろんSANTANAの代表曲のカバーで、ラテン・ジャズ風味に軽快にアレンジ。

A7. WATER & POWER/Mr. Weatherman

WHISPERSやJACKSON SISTERS等のソングライティングで知られるWARREN SAMS JR.によるグループWATER & POWERが1975年にリリースした唯一のアルバム『Water & Power』収録。プロデュースには、MARVIN GAYEやNEW BIRTHのプロデュースで知られる大御所HARVEY FUQUAも参加。快活で高揚感溢れる素晴らしいトラックに伸びやかな歌声が最高なフリーソウル・クラシック!元気が出てくるね~

B1. THE BLACKBYRDS/Walking In Rhythm

偉大なトランペッターDONALD BYRDの舎弟グループTHE BLACKBYRDSが1974年にリリースした2ndアルバム『Flying Start』収録。優しげかつ涼しげなフュージョンタッチの佳曲。

B2. THE CHECKMATES LTD/Take All The Time You Need

ボーカル・グループTHE CHECKMATES LTDが1977年にリリースしたアルバム『We Got The Moves』収録。リズムが一番嫌いなパターンなのでパス。

B3. LAURA LEE/Sat-is-fac-tion

シカゴの女性ソウル/ゴスペル・シンガーLAURA LEEが1979年にリリースしたシングル。アレンジには、数々のディスコヒットのプロデュース&アレンジャーで知られるPATRICK ADAMS。フィリー系のBPM早めのディスコなんだけど、イマイチかな…

B4. JANICE/I Told You So

女性シンガーJANICEが1975年にリリースしたアルバム収録。ゴージャス系ディスコだけど、全然好みじゃないね。パス。

B5. DAMON HARRIS/It's Music

元THE TEMPTATIONSのメンバーDAMON HARRISが1978年にリリースしたアルバム『Damon』収録。高揚感を感じるアップテンポのディスコ・ナンバー。悪くはないね。

B6. JOHNNY 'GUITAR' WATSON/I Don't Want To Be A Lone Ranger

ブルースにとどまらずR&B、ファンクでも活躍したギタリストJOHNNY 'GUITAR' WATSONが1975年にリリースしたアルバム『I Don't Want To Be A Lone Ranger』収録。優しくも温かいメロディで包み込む人気曲!癒されるね~

B7. BETTY EVERETT/Danger

ミシシッピ出身のベテランR&Bシンガーが1973年にリリースしたシングル。アルバム未収録。プロデュースには、WILLIE MITCHELLも参加。哀愁あふれるHIサウンドに艶やかな歌が映える佳曲。

(2023/10/14)