V.A./Got To Get Your Own-Some Rare Grooves Vol 1
1987年にUKのCHARLY RECORDSからリリースされたレア・グルーヴのコンピレーション・アルバム。かなりレア物を収録しているので、これぞまさしくレア・グルーヴと言えるかもしれませんね。
A1. REUBEN WILSON/Got To Get Your Own
ジャズ・オルガン奏者REUBEN WILSONが1975年にリリースしたアルバム『Got to Get Your Own』収録。レア・グルーヴ黎明期にこの曲で再評価されましたね。ファンキーなリズムにオルガンやホーンもカッコ良すぎるレア・グルーヴ・クラシック!これでノれなきゃレア・グルーヴは向いてないかもね。
A2. AFRICAN MUSIC MACHINE/Black Water Gold (Pearl)
ニューオーリンズでバンド活動をしていたAFRICAN MUSIC MACHINEが1972年にリリースしたシングル。JAMES BROWNが乗り移ったかのような鬼ファンキーさには驚かされるね!
A3. CONTINENTAL SHOWSTOPPERS/Goo Bah
CONTINENTAL SHOWSTOPPERSなるバンドの曲だが、ネットでいくら調べても情報が出てこないですね… 未発表曲なのかな?アフロ色濃いリズムにブルージーなギターも印象的なファンキー・ナンバー。
A4. RIPPLE/A Funky Song
ミシガン州のファンク・バンドRIPPLEが1973年にリリースしたデビュー・アルバム収録。LOW PROFILE/Funky Song、MC LYTE/Funky Song、SPECIAL ED/Taxing、GETO BOYS/Damn It Feels Good to Be a Gangsta等々、数多のアーティストにサンプリングされたファンク・クラシック!演奏もだけど、男臭い歌・コーラスがまた最高だね~
A5. PEE WEE ELLIS/Moon Walk
JAMES BROWNの数々の楽曲の作詞・作曲・編曲を担当したPEE WEE ELLISが1970年にリリースしたシングル。少し地味ながらOHIO PLAYERS/Funky Wormのようなシンセ音が印象的ですね。
A6. AFRICAN MUSIC MACHINE/Tropical
A2のAFRICAN MUSIC MACHINEが1972年にリリースしたシングル。YOUNG BLACK TEENAGERS/Sweatin' Meでネタ使いされたホーンセクションもカッコいいノリノリなファンキー・チューン!
A7. ANN SEXTON/You're Losing Me
サザン・ソウル・シンガーANN SEXTONが1973年にリリースしたアルバム『Loving You, Loving Me』収録。JAMES BROWNっぽいアップテンポのファンキー・ナンバーだけど、少し引っ掛かりがないかな。
B1. RIPPLE/I Don't Know What It Is But It Sure Is Funky
A4のRIPPLEが1973年にリリースしたデビュー・アルバム収録。そのファンキーなベースラインや「オ~ラ~オ~ラ~イェ~」のコーラスがSPECIAL ED/I Got It Made、KID 'N PLAY/Rollin' With Kid 'N Play等でネタ使いされている泥臭いファンキー・クラシック!
B2. SIR JOE QUATERMAIN & FREE SOUL/So Much Trouble In My Mind
ワイントンD.C.のファンク・バンドSIR JOE QUATERMAIN & FREE SOULが1973年にリリースしたアルバム収録。KINGS OF PRESSURE/Give Me the Mike (Is This the End)、UTFO/Wanna Rock、3RD BASS/Oval Office、STEZO/Put Your Body Into It等々でサンプリングされたファンク・クラシック!イントロのホーンセクションとギターからテンションアゲアゲ!力強い歌も最高にカッコいいね!こんなファンキーな曲、そうそうないよね。
B3. PEE WEE ELLIS/That Thang
A5のPEE WEE ELLISが1970年にリリースしたシングル。小気味よいリズムにホーンセクションが絡むファンキーな佳曲。
B4. AFRICAN MUSIC MACHINE/The Dapp
A2のAFRICAN MUSIC MACHINEが1973年にリリースしたシングル。高揚感も感じ明るく元気になる、ファンキーというよりはフリーソウル感が出てるインスト・ナンバー。
B5. MOODY SCOTT/I Don't Dig No Phony Pt 2
ルイジアナのR&B/ファンク・シンガーMOODY SCOTTが1972年にリリースしたシングル。これもJAMES BROWNを思い切り田舎臭くした感じで最高なファンキー・ナンバー!少し柄が悪い歌も最高だね。当時はこんなのがゴロゴロしていたんだろうな~
B6. CLEMON SMITH/Brotherman, Sister Ann
ニューオーリンズのR&B/ファンク・シンガーCLEMON SMITHの曲だが、これもネットでいくら調べても情報が出てこないから未発表曲かも?DEF JEF/Black to the Futureで使われたファンキーな佳曲。
(2023/08/26)
