THE CLASH/The Story Of The Clash Vol.1(1988)
ロンドン・パンクの雄"THE CLASH"の2枚組ベスト・アルバム。代表的な曲が収録されていると評判の良いベスト・アルバムみたいです。パンクには特に思い入れはないが、THE CLASH自体は、レゲエを取り入れたり、ファンクっぽいこともやっていたのでかなり気になっている存在でした。どちらかというとパンク色濃い初期よりも、より多様な音楽性を披露していた後期の方が好みです。このアルバムでいうとDISC1に後期の曲が多く、80年にリリースされた当時のSUGARHILL GANG等のラップを意識したと思われるファンキーな1.Magnificent Seven、今でもクラブシーンで大人気のご機嫌でノリノリな2.Rock The Casbah、ダビーなファンキー・チューン3.This Is Radio Clash、レゲエのカバー6.Armagedon Time、BEATS INTERNATIONALがネタに使った9.The Guns Brixton、SONNY CURTISのカバーでX-TRAILのCMソングに使われたI Fought The Law、レゲエ・ナンバーの13.Bank Robberがお気に入りで、DISC2ではレゲエ・シンガーJUNIOR MARVINのヒット曲Police & Thievesのカバーの15.Police & Thievesを良く聴いています。これからTHE CLASHを聴いてみたいと言う方にはうってつけのベスト盤ではないでしょうか。(09/03/01)