昨日初めて父がお世話になる病院を訪れた。
近道なるものがあるそうで、母が地下鉄の出口で待っててくれました。
新しく建てられたという中央棟はそれはそれはりっぱなビル。
21階建てで父の病室は17階、かなりの高層。
エレベーターが6基もある。
エレベーターを降りてすぐにナースステーションがあり
花瓶にカサブランカが数本活けられていて
フロアに百合の甘く強い香りが溢れていました。
ナースステーションをはさんで向かって左側に個室が並んでいて
反対側はいわゆる大部屋。
まだまだ新しくて、いわゆる病院クサイっていうあの匂いがしない。
暑くもなく寒くもない室温が心地いい。まあ目がトローンとしちゃう温度ね。
父の部屋は一番端っこ。
窓からは増上寺と東京タワーが半分見える。
半分っていうのは手前に鎮座する愛宕グリーンヒルズ MORIタワー
が邪魔なのだ。
まあ、ここまで書かれていると分かる方には分かってしまうけれど
御成門のそばにあるJ病院
です。
部屋はちょっとしたビジネスホテルのように機能的。
スライド式の扉は大きく開くようになっており、部屋は想像してたより広い。
ユニットバスが付いていて入浴も室内でできるようになっている。
窓の外の景色なんてちょっとしたものです。
夕方になると増上寺の鐘の音がごーんと響いてきます。
ベッドの右側に出窓のようになった窓があり、テレビがあります。
テレビ台には引き出しがついていて貴重品を入れておけるような
プラスティクのカギがかかるボックスが取り付けられています。
左側には棚があり、下部にはミニ冷蔵庫。
その前には食事をしたりものを書いたりできるように机があります。
窓のそばの壁にはイスが2客と丸いテーブルが1つ。
こんな感じです。
8Fに売店があり、日常のこまごましたものや
病院の方で用意しておけといわれるT字帯や尿パッドなども買える。
もちろん飲み物や本屋雑誌などもおいてあるけれど
ファンシーショップといった趣です。
1Fには飲み物の自販機とローソンが入っています。
花屋もあるから、お見舞いの花を忘れても大丈夫。