平河町にある某お鮨屋さんの個室にて、楽天ブログ系のワイン仲間と新年会。

しかし個室ってのは落ち着いていいですなぁニコニコ


スタートは泡。


□Bollinger / R.D. 1997

  
  
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若い泡らしく、酸が立ってバランスが崩れ気味ではあるが、

各要素はそれぞれ高いレベルだし、リンゴ酸がきっちりある。

長期熟成型のRDだけに、この段階で評価するのは可哀想。

終盤にはかなり甘い香が立っていたし、今後が楽しみ。



続いてコルトン・シャルルマーニュ祭り!


・・・の前に、珍しいワインを。



□Didier Montchovet / Bourgogne Hautes Cotes de Beaune Blanc 1997

  

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たぶん初めて飲むモンショヴェ。

状態は悪くないようだけれど、それでもやっぱり自然派の白で12年は難しい。。。

残念ながらピークアウト。



□Bonneau du Martray / Corton-Charlemagne 1988 & 1990

 
  
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飲み頃が難しく、手強い印象のあるマルトレイのコルシャル。

しかし今回は両方とも素晴らしかった!


最初は90が前回。非常に透明感があって綺麗な造り。

ミネラルがたっぷりしていてキラキラしている。清楚な白い花の香。

その奥には甘い花の蜜がたっぷりしていて、ナッツやトースト的な香ばしさも。

この綺麗な感じはコルシャルにしかない。

まさにザ・コルシャルって感じ。


88は最初ちょと大人しかったが、寧ろ構成はこちらの方がしっかりしていたかもしれない。

30分ほどで開き、最後には90と比肩するほどに。

当たり前といえば当たり前なのだけれど、本当にどちらもよく似ていた。



□Louis Latour / Corton-Charlemagne 1990


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僕が持って行ったもの。こちらも全開!
マルトレイよりも厚みがあり、甘く複雑味がある。

マロンやモカ、カフェオレ、蜂蜜感。

味わいに厚みがある代わり、マルトレイのような清廉さはないので、どちらが好きかは好みだろう。

とはいえ、独特の煌きがあって、しっかりコルシャルなのだけれど。


ちなみに、90のLLコルシャルはPP95(Wine Advocate # 89)。

シュヴァリエやモンラッシェを凌駕している。

まぁそれも納得の、力強いコルシャル。



続いて赤。


■Arlaud Pere & Fils / Charmes-Chambertin NORTH BERKELEY WINE "BARREL SELECTION" 1997


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アルローは、まだマイナーだった頃(8年程前?)、ペロ・ミノと合わせ和泉屋さんが積極的に紹介されていて

僕もその関係でよく飲んだ。

けれどノース・バークレー物は初めて。


これがノース・バークレーの樽マジックなのか、独特のちょっと濁った色、香のトーンもまさにP.ロックのような感じ。

外交的で華やか。こういうアルローは経験がない。

最後ちょっと落ちてしまったけれど、貴重な経験をさせて頂いた。



■Rene Leclerc / Griottes Chambertin 1999


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こちらも昔よくお世話になったルネ・ルクレール。

グリオットといえばここかポンソ、というイメージだった。

フーリエは知らなかったし、デュガには縁がなかったしw


薄い色調、漂う赤いベリーの香。

味わいもアフターにグリオットが感じられて、優しく素直に美味しい。

派手さも洗練されている感じもないけれど、いいワインだと思う。



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しかし88、90×2の白3本の状態が完璧で、全て美味しいというのは素晴らしい。

コルシャルは白のグラン・クリュの中でちょっと格が落ちる印象があったけれど、

それはコルシャルの長熟性に起因するのだと思う。

ここまで寝かせてやって初めて、その魅力を存分に発揮するのだ。

本当に貴重な経験だった。

参加者の皆様、ありがとうございました!









今日で1月も終わり。

今月も結局、これまで1、2度しか自宅でワインを飲んでいない。

まぁまだ飲めているだけ良いのだろう。

来月からはそうもいかない。


そんなことを考えながら飲んだ、久し振りの自宅ワイン。



□Domaine du Duc de Magenta Marquis de Mac Mahon /

Puligny Montrachet 1er "les Garenne" 1991


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エチケットが凄く格好良い。

白地に穏やかなピンクでグリフォン・盾・王冠のエチケット、ヴィンテージには鎧と剣。

甘さと剛健さが同居していて、日本人が想うヨーロッパの貴族、って感じw

でもこれがグリーンのボトルに映えて、ほんとに良い。


ちなみにこのドメーヌ、たぶん殆どの方はご存知ないだろう。

以前ここの親戚にあたるマクマホン を紹介したことがあったけれど、こちらは本家。

正真正銘、ブルゴーニュの貴族。


一応紹介しておくと…

『この生産者は9ヘクタールの畑をChassagne-Montrachet及びPuligny-Montrachetに所有しており、その内、6.5ヘクタールが1級畑である。

2005年までは全収量の80%の果汁をMaison Louis JadotにDomaine de DUC MAGENTAの生産名で提供していた。

Maison Louis JadotからはDomaine de DUC MAGENTAの生産者名入りでワインが作られていた。

残りの20%はDomaine Marquis de Mac Mahonの名前で販売しており、全く輸出はせずフランス国内のレストランにて消費されていた。

2005年でMaison Louis Jadotとの契約はきれ、契約更新はせずに独自で 販売していくことになる。』



要は、殆どをジャドに貸し、残った20%の果汁で自らワインを醸し、この名前で売っていると。

でも06年からは全量この自ドメーヌ名で売る、ということらしい。


ちなみに今回のは「ラ・ガレンヌ」であって、ジャドがマジェンタ名義で出している「クロ・ド・ラ・ガレンヌ」ではない。

というか、マクマホン名義の「クロ・ド・ラ・ガレンヌ」は未だ見たことがない。

一応20%は存在しているはずなのだけれど…ない気がするなぁ。。。



さて、インプレ。

キャップシールをはがすと、真っ黒に黴たコルクが。でも液モレはなさそう。

スクリューを入れてみると、予想通りコルクの状態は上々。



その抜群の状態を反映したのが、こちらの色調。

今までに飲んだ91白のなかで最も若い。


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写真の色はまだ濃い方。実際には結構薄いレモンイエロー。

香もエステルとレモン、グレープフルーツが主体。

味わいは苦味を伴う蜂蜜とフルーツの甘さ、青林檎。林檎酸が印象的。

しかし杏などの熟成由来のやさしい甘さもあり、複雑で素敵だ。

今シーズン初の菜の花のパスタとよく合う。


暫くして、蜂蜜レモンからレモネード。さらにトースト、焼きたてのパンの酵母の香、金木犀。

樽に頼った、まったりし過ぎたワインとは一線を画す。

透明感があって、清涼感があって、スッと筋が通っている。ちょっとソゼっぽい。

まずワイン会なんかではウケないタイプではあろうが、僕はこの手のワインが最も好きだ。



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大体において、何でも玉石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石石混合くらいなわけで、

一々石に躓いたからって凹むのは詰まらない。

元々織り込み済みってことで。

嗚呼、されど、偽りの日々。




***

ちなみに2日目も余裕で元気。

シロップ漬けの白、林檎のコンポート感が出てきている。

相変わらずミネラルをしっかり感じる、透明感のある素晴らしい出来。

しかし2日目にして気付いたが、結構So2が強い。

この若さはこのSo2の量に起因するところも大きかったのかもしれない。




仕事で東京に来ることになった姉と食事。

迷った末に、3ヶ月ぶりくらいの「Aux Legumes 」にワイン持ち込みで予約をお願いした。

理由は簡単、以前見た白子のスペシャリテがどうしても食べたかったから恋の矢

あとはワインが持ち込めること、か。

家でワインを飲む時間が取れなくなってきた僕にとって、ウチにあるワインを飲んであげる機会が作れるのは嬉しい。



お料理の紹介は写真を取っていないので控えるけれど、

アミューズとデセールを抜いて5皿構成、バランスも良いしメリハリもあって、

姉も僕も大満足の内容だった。今回は特にトリュフソースが光っていたように思う。



お店でchampagneをグラスで頂いたあと、飲んだワインは以下の2本。


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□Didier Daguneau / Blanc Fume de Poilly Silex 2004



昨夏、事故にて急逝したダギュノーの看板ワイン。

非常にタイトでミネラリー、キュッと引き締まった体躯。

なのに後半にかけてふわっと果実味が広がる。

いわゆるソーヴィニオン・ブランの青っぽさがなく、新樽由来の木の香も僅かに。

爽やかで硬質、だけれども優しい。良いワインだとしみじみ思う。

またこのお店の滋味溢れる野菜の料理に合うんだな、これが。



息子さん達がドメーヌを引き継ぐ(というか引き継いでいる)ようだけれど、

先代の個性が個性だけに、この味を守れるかは不明。

でも頑張って欲しいな。



ちなみに、僕が買ったのは7kくらいだけれど、今現在の価格15k出すかと言われれば、No。




■Marquis D'angerville / Volnay 1er "Fremiet" 1999


去年初めてちゃんと飲んで、久し振りに追いかけてみようと思ったドメーヌ、マルキ・ダンジェルヴィーユ。

が、これが極めて期待外れ。

素晴らしい色調と妖艶な香に相反し、酸が足りず、甘みが残るボテッとした味わい。

悪く言うと05あたりのガメイを連想してしまう。

一般的に考えれば十分美味しいゾーンにはあるのだけれど、期待値が高いだけに落胆してしまう。


サーヴの温度をちょっと下げて貰い、どうにか飲めるようになったけれど、

ヴォルネイに期待するミネラルやエレガンスが不足している。

ちなみにインポーターは、ジャパン・イン●ートシス●ム。

明確なダメージの痕跡は見出せないけれど、これが健全とも思わないし、思いたくない。

やっぱりフィネスじゃないと駄目、という都市伝説は本当なのか。。。




で、不満を残して帰宅。

となりゃー飲むしかないでしょ、という訳でもう1本。

〆は泡。


□HenriGiraud / Cuvee Francois Hemart Brut N.V.


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エスプリ の狙いすぎ感がどうにも好きになれなかったのに対し、こちらはどうして、中々素晴らしい。

色は結構濃い目のゴールド。

最初から甘やかに香る、蜂蜜、ナッツ、マロン。

泡も緩やかで、熟成感とはまたちょっと違う濃厚さがあり、華やか。

大きめのグラスで楽しみたい。

ちょっと甘すぎる感もあるが、真冬の夜更けに飲むchampagneとしては最適ともいえる。

食事にはあんまり合わないかも?

今調べたら、WS93点だそうな。まぁ納得かな。




今は前、やっぱりこうして2人でワインを飲んでいて、お店で6本半、家に帰ってもう1本飲んだことがあるw

あれから12年経って、僕らは十分過ぎるほど大人になって、結局このchampagneを1本飲み切ることはなかった。


姉は病気をしてからすっかり飲めなくなったし、僕も最近はイマイチ調子がよくなく、一定量以上が物理的に入らなくなった。

体調の所為か、とも思ったけれど、どうなんだろう。。。

いづれにせよ、引き際を知ったということもあるんだろうな、と思う。

明日を考えて飲むようになった、とも言えるけれど、それが大人になったということだろう。



何にせよ、兄弟で飲むのは楽だし、楽しい。

昔仲が悪かったことや、色んな確執があったことも今となっては良い肴だ。

満足して、久し振りにぐっすり眠った一夜。