メジャーっぽいのにマイナーなドメーヌシリーズ、第三段。

今回は泡。



□Gatinois / Grand Cru Ay Tradition Brut N.V.




この辺になると「マイナーなんじゃなくて、飲んでてもレヴュー書くほどじゃないんだよ」なんて声が飛んできそうw

でも書きますよ!


PN90%、CH10%。

ガティノワは所謂RMブームの先駆けのような存在だ。

だからこのブームの中、「ガティノワを飲んでいる奴は素人」的な雰囲気も実際あった、と思うw

実際、みんな素人なんだからいいじゃん、ねぇ?



外観は濃い目のゴールド、PN主体らしくボディと熟成感がある。

きめは細かく、泡も柔らかい。

アフターにふわっとした甘みが残るのが印象的なので甘さが強めに感じるかもしれないけれど

実際のところ、そうでもないように思う。


ここの特徴はなんと言っても香り。

抜栓直後からかなり香るが、トーストやグレープフルーツという香りよりは、

蜜がたっぷり入った林檎、薔薇、ドライフラワー、フランボワーズなど。



まぁ全体として突出した出来ではないとは思うけれど、特別高くはないし、

何よりエレガンスのある(これってRMでは何気に不足気味な気がする)お手軽価格のChampagneとしては

屈指のバランスを持っているんじゃないかと。

そのバランスゆえに凡庸に見えるのかも知れないけれど、例え凡庸だとしても、それは悪ではないのだ。



夏はもっとシャープでドライなものの方がいいけれど、

秋~冬の夜に落ち着いて飲むChampagneとしてはお薦めできる1本。