
おもに引き抵抗の大きいルアーを使う場合に使用しています。

単に重いルアーであればグラスロッドでもよいのですが、抵抗の大きいルアーの場合、グラス特有のしなりによりルアーの動きを吸収してしまうため、本来の動きを出しにくい場合があります。

また連続したポップサウンドや大きく移動させたい場合、どうしてもボロンやカーボンの反発が必要な場合があります。
また、バスを掛けたときカバーへ潜り込みそうな場合、強引に寄せられるパワーも持ち合わせています。

実際にリザーバーや山間部の野池などでは、カバーが多く存在しており、更には水中に岩盤のような場所ではどうしてもロッドパワーが必要。
しかしながら、パワーだけを求めると単純に硬いロッドを選ぶことになり、繊細にルアーを動かすことはできません。

このあたりの難しい要求をクリアしている数少ないロッドがこのTB-58MLなのです。
このロッドには2500Cを載せ、比較的抵抗の大きいルアーに負けないようパワーハンドルを装着。

ただ、この2500Cは巻き取りが重く、飛距離が出ないためスプール軸のオープンベアリング化を検討しています。

最近はベアリングを取り扱うメーカーが増え選ぶ楽しさが増えました。