今月米国でリリースされた映画「Tony」を観た。ニューヨークの有名シェフで、フードライターの故アンソニー・ボーディンの青春を描いた作品。


普段はガラガラの映画館がほぼ満席だった。映画そのものよりも、テレビでも活躍していたボーディンのファンが多いのかもしれない。


舞台は70年代のアメリカ東海岸。


もともと作家志望だったボーディンは、応募していた奨学金の選考に落ち、ガールフレンドを追いかけてたどり着いたボストンのレストランで働き始める。


自由で奔放、荒くれ者も多いが人情もある職人たちの世界で揉まれ、やがて、料理の世界に魅せられていく。


男たちを束ねるレストラン店長(アントニオ・ バンデラ)の熱意と愛情が、ストーリーを支えている。


映画は、ボーディンが名門カリナリーインスティテュートオブアメリカ(CIA)に入学許可されたところで終わるので、そこから先が見たいと思った。


料理と作家と旅の間で生きたボーディンの61歳の生涯に興味が湧いた。


ボーディンがベストセラー「キッチン・コンフィデンシャル」を書いたように、僕も「酒コンフィデンシャル」を書けたらな。


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