ピックルボールを始めて、満3年が経った。


そのきっかけを作ってくれたのがジョンだ。


ジョンはパーキンソン病と診断されて30年になるが、4年前からピックルボールを始めたという。すると体重は20ポンド(約9キロ)減り、長年の便秘も改善し、フットワークも軽くなったと話していた。


「ピックルボールのおかげでマイケル・J ・フォックスより好調だよ」と冗談を言う。


その姿を見て、僕も3年前からコートに立つようになった。


今朝の練習のあと、帰り支度をしているジョンに声をかけた。


「やあトヨジー、今日のプレーは良かったよ。みんな上手くなったって言ってるよ」

彼はいつも褒め方が自然だ。


最近は卓球も始めたらしい。ただ夢中になるあまり、足がもつれて転倒し、顎を強く打って病院に行ったことを、まるで笑い話のように語る。


パーキンソン病の影響で声が弱くなり、今はボイストレーニングも続けているという。


それでも彼は、今も現役のミュージシャンだ。


先週、ノースハリウッドのライブハウスでバンド仲間とステージに立ち、ハーモニカを吹きながらカントリーソングを歌う姿をYouTubeで見せてくれた。


手の震えは確かにある。それでも、立ち姿は堂々としていて、声にも芯がある。


病気と共に生きながら、それでも表現を続ける姿に、静かな力を感じた。


Photo courtesy of Sportmadness