僕は1人でいるのが好きなのだが、同時に「家族そろって」という言葉が好きだ。
新潟の実家で暮らしていた高校生の頃、父親の運転で家族5人、長野県の野尻湖へ日帰りドライブに行ったことがある。一緒にいる間に、家族そろっての思い出を作りたいという僕の発案だった。
遊覧船に乗ったり、天然記念物のオオサンショウウオを見たり、名物のワカサギ天ぷらそばを食べたり、売店でお土産を選んだり。後ろが見えなくなるほど、排気ガスの凄いボロ車で行ったのも懐かしい思い出だ。
その後、僕は東京の大学に行き、卒業して数年でアメリカに来たので、家族そろって何かをした覚えはほとんどない。
今日、ふと思った。一緒に住んでいる妻と息子2人と、「家族そろって旅行でもしたいな」。
しかし、僕以外は皆忙しい。僕がセミリタイヤしたので、お金の余裕もない。家族に言っても「そんなに行きたければ、1人で行ってきたら」と言われそうだ。
家族といえば、もう1つ気になっていることがある。妻の2人の妹の夫たち(僕の義理の弟)の病気だ。1人は目の病気、もう1人は神経症。
毎日の瞑想に、義弟たちの健康回復、家族旅行の2つを祈っていこう。僕の思いが実現することを願って。
