エレベーターに乗り合わせた30秒の間に伝える、簡潔で魅力的な自己紹介やビジネスプランを「エレベーターピッチ」と呼ぶそうだ。


「あなたの情熱を探せ」という本を読んでいたら紹介されていた。情熱探し→性格タイプ→趣味・起業→ PR →エレベーターピッチ、という順番で出てきた。この後は、ウェブサイト構築→集客→事業拡大、と続くようだ。


僕も、お酒と食品のアメリカ輸出コンサルティング会社を昨年立ち上げ、少しずつ新しいお客さんに自己紹介をする機会が増えてきた。短くても、印象に残るピッチを完成させたい。


エレベーターピッチの淵源は、一節によると90年代ニューヨークの雑誌記者が、超多忙な編集長をつかまえるため、一緒にエレベーターに乗ってドアが開くまでの数十秒で企画を伝えたことから来ているという。


典型的なエレベータービッチの構成は、①自己紹介、②専門分野と経験を伝える、③相手が求めている案件への強みを伝える、④実績で証明する、の順になっている。


特にビジネスの場では、USP(ユニークセリングポイント)を打ち出す必要がある。つまり、客が求めているもので、競合他社は提供できないが、自分なら提供できる点を指摘して、差別化することだ。


僕が専門とするサービス分野では、迅速な対応、小さな心配事の解決などが重要になるという。まだ「実績で証明する」ほどの力はないが、少しずつ経験を積んで、エレベーターピッチを磨き上げていこう。


Photo courtesy of Duke University 


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