5月2日に行われる地域のピックルボール・トーナメントに僕も出場することになった。


パーキンソン病の選手が参加するというので、スポンサーがついたらしい。ボール100個、パドル、優勝商品、それに、福引券なども付いているらしい。


ただし、出場チームは、ダブルスのどちらか1人がパーキンソン病でなければならない、という条件付きだ。チームの世話役マーシャルは、僕やアレン、バリーなどパーキンソン病メンバーに「5月2日、大丈夫だね?」と何度も聞いてくる。マサチューセッツ州に、旅行中のジョンにも電話で確約を取り付けたらしい。


4月はピックルボール月間で、たまたまパーキンソン病の月でもある。ちょうど1年前、パーキンソン病向けのピックルボール・クラス開催のポスターを見て、僕も練習を始めたのだ。


本当は4月の開催予定だったが、ピックルボール歴が1番長いジョンが旅行から戻るのを待って、5月開催になったらしい。


どこの会社か知らないが、スポンサーのおかげで、トーナメント参加は無料。というか、日頃のピックルボールの練習も、太極拳も、コーラスも、パーキンソン病のおかげで無料で参加している。


運動にもなり、友人もでき、新たな挑戦もある。パーキンソン病にも、案外ポジティブな一面がある。


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