テキサスの単身赴任からカリフォルニアに戻って、今月末でちょう1年になる。フルタイムからパート勤務になったのも同じタイミングだ。


単身赴任の終了も、パート勤務への移行も、原因はパーキンソン病の進行によるものだ。その意味では僕の人生にとっても節目の1年だった。


去年の今頃は、メンタル的にもちょっと疲れていた。パニック症候群か軽い鬱状態だったのではないか。家族と一緒になれたのはいいが、パートになって給料が激減。新たな不安の種が増えた。


幸いなことに、長男と妻が働いているので、家計のやりくりは何とかなっている。僕が単身赴任していた3年間、長男が精神的にも家族を支えてくれていたようだ。


そういう意味では、僕の存在はかなり自由だ。過去1年間、意識してきたことは生活のルーティン作りと、コミュニティーの友人作り。1週間のルーティーンには、太極拳やピックルボールの練習、コーラスの練習、毎日の図書館通いなども加わり充実してきた。シニアの昼食会やピックルボールの練習などで、地域の友人も増えてきた。


2年目の目標は、サイドビジネスを軌道に載せたい。特に日本酒や食品輸出のコンサルティングを柱にしたい。


最近思うのは、コンサルティングでフルタイム並みに稼ぐのは難しそうだということ。とはいえ、少しずつ忙しくなってくると生活に張りが出てくる。今年の課題は、いくら稼げたかではなく、どれだけ仕事のネットワークを広げられたかではないか。


本当はもう少しフルタイムの仕事を続けるつもりだったのだが、パーキンソン病が予定より早いセミリタイヤメントを用意してくれた。おかげで消極的ながら起業し、運動し、地域の友人も増えた。


あと10年経って振り返った時、「全部うまくいった」「パーキンソン病のおかげだ」と言っているような予感がする。楽天的すぎるかな。


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