高級車ブームが止まらない。先日は近所のスーパーの駐車場に白いロールスロイスを見たと思ったら、昨日は家の前の通りでグリーンのランボルギーニが走っていた。


アルメニア人の知人によると、高級車に乗っているのはアルメニア人が多い。「ランボルギーニは30万ドル(約4500万円)以上もするんだ。メルセデスの影が薄くなっちゃうね」。


ところが、超高級車のオーナーはアパート住まいだという。必ずしもお金持ちではないようだ。「みんな見えっ張りなんだよ」。そういう知人も、先週買ったレクサスのSUVに乗っている。


高級車が増える一方で、運転のマナーが劣化していると感じる。狭い市街地を暴走する。ゆっくり走っている車を煽る。クラクションをしつこく鳴らす。深夜の暴走、など。心の余裕がなく、競争心が強く、いつもイライラしてる感じだ。


一方、図書館には、車いすでくつろぐ障害者たちのグループがいた。これも障害なのだろうか、後ろ向きに歩いている人もいる。大きな声を出している人もいるが、顔を見ると、楽しそうな顔をしている。散歩に出たり、仲間と会ったりしてるのは気分がいいのだろう。


図書館の帰り、コンビニの横を通ると、暗がりの中でうずくまっているホームレスがいた。コンビニの袋があったので、食べるものはあるようだが、寒い夜を1人で過ごすのは辛いだろう。


いずれも半径1マイルの、僕の住む街の風景だ。一見リッチな光景も、落とし穴が待っていそうだ。お金で買える承認欲求を満たして、どれだけ幸福が得られるだろうか。


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