ロサンゼルス郡裁判所の陪審員(候補)として召喚され、朝8時前から裁判所に来ている。


一度裁判を傍聴したいと思っていたので、いい機会だ。昨年テキサス駐在時にアメリカ市民権を取ったので、今回が初めての陪審となる。これも偶然ではなく、何か次につながることがあるかもしれない。


22日間に渡る裁判の陪審員候補が30人ほど呼ばれて、出席の可否を、その場で答えさせる。ノーの答えが許されるのは、①自営業で陪審員をするために休業しなければならない、②すでに旅行の予定が入っていてチケット購入済み、③手術の予定が入っている、④セラピー予定が入っている、⑤交通手段が全くない、のいずれかに該当した場合に限られる。


僕の隣に座っていたフィリピン出身のエリザベスは「22日間なんて当たってしまったらどうしましょう」と言っていたら、名前を呼ばれ、苦笑しながら判事とのブリーフィング出席のため、控え室を出ていった。


僕を含め、名前を呼ばれなかった30人余りには「ご苦労様でした。今日はこれで解散です。皆さんは今後1年間は陪審員として呼ばれることはありません」と言われ、正直ほっとした。


裁判所から、リトル東京まで5ブロックほど歩き、カフェで、コーヒーとバナナローフを食べている。いつもながらのん気なものだ。


裁判傍聴のチャンスは逃したが、他にもっとやることがあるということなのだろう。22日の自由時間をプレゼントされたと思って大切に使おう。


https://shipfan.jp/

https://furikake-mania.com/