YouTubeで生物学者のインタビューを度々聞いている。その中で印象に残ったのは、「人間は社会の中で生きる動物」だということ。


確かに原始時代でもグループで洞窟に住んでいたようだし、日本でも縄文時代にはもう集落を形成している。生物学的に見ると、集団の中でいろいろな違い(個性)が出てくるのは、集団が存続の危機に遭ったときに、生き残れる可能性を最大限にするため、という。


僕が、3年間のテキサス単身赴任を終え、4月にカリフォルニアに戻ってきたのも、最大の理由は孤独でメンタルが落ち込んだためだ。そして、今年の目標の1つは「友人作り」だ。


幸いなことにシニアセンターや図書館、ピックルボールの練習などを通して少しずつ友人が増えてきた。その中で気づくのは、非常に社交的な一部の人たちを除いて、やはり孤独なおじさん達が多いことだ。


たいした用事がなくても、顔を合わせて一緒に食事をするのがいい。たまには「煩わしいな」と思うこともあるが、なんでもないことを話せる友人がいるのはありがたいことだ。ちょっと変わった人がいるのも、集団にとってはプラスの意味があるだろう。


パンデミックを経験して、おじさんに限らず、10代の若者たちも「孤独」を感じることが多いという。これからの時代、友人作りが、人生の価値を決めるカギになるだろう。実際、友人と交流することで心が落ち着き、感謝の気持ちも湧く、何かに挑戦したいというインスピレーションも感じられる。


欲を言えば、次の目標は、刺激をもらえる若い友人作りだろうか。


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