図書館でがっちり読書しようと思った矢先に、レイバーデー(勤労感謝の日?)祝日で、今日から3日間図書館は休み。仕方がないので、久しぶりに大型書店Barnes & Nobleへやってきた。


まずはエスカレーターで3階に上がり、店内のスターバックスで小休憩。コーヒーとブルーベリースコーンをいただく。週末のランチタイムとあってほぼ満席だ。


フィクションのコーナーで、目に止まった本を何冊かペラペラとめくり、僕の考えた「ざっと通読」をやってみた。最初の50ページは段落ごとに目を通し、次の50ページはページごとにざっと目を通し、150ページを過ぎたらパラパラとめくるだけ。


これを宗教書のコーナー、ビジネス書コーナー、ミステリーのコーナーなどで試してみた。1900年代初め、まだ会ったこともない婚約者の写真だけを頼りに、日本から船に乗ってやってきた“写真花嫁”を題材にした小説「A Buddha in the attic (屋根裏の仏陀)」(ジュリー・オオツカ著)は、題材が面白く、所々ゆっくり読んだため雰囲気がつかめた。ジョージ・ オーウェルの「1984」は文字がびっしり詰まっていて全然わからなかった。宗教書はCSルイスの小冊子を読んだが、何も理解できなかった。ミステリーも全く印象に残らなかった。


その点、ビジネス書はタイトルと目次を見ただけで、大体内容が想像できるので、通読しやすい。COVID-19やリモートワークなどの単語が出てくる本は、コロナ以降の出版だとわかるし、「unlearn」「find genius within you」など繰り返し出てくるキーワードで、なんとなく流れがわかる。


高い空から地上を見下ろして飛んでいる鳥が、何か見つけると急降下してくるように、緩急を織り交ぜた読み方ができると効果的だ。ただし、本のカテゴリーと文章スタイル(密度)によって、うまくできそうな場合と全くムリな場合があるので、もう少し試行錯誤してみよう。


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