3月末にテキサスからカリフォルニアに戻り、同時に正社員からパート勤務に変わる”セミリタイヤメント” をして2ヶ月が過ぎた。

はじめのうちは、何をしていいかわからず、1日が長く感じた。ルーティーン作りを最優先し、太極拳やピックルボールの練習、シニアカフェでのランチ、シェアオフィスでの仕事など、毎日のスケジュールを決め、家の仕事分担など引き受け、今では1日が過不足なく過ぎるようになってきた。

パーキンソン病も、医師のアドバイスに従って処方箋を1日3回きちんと服用するようになり、症状が安定してきたような気がする。十分な睡眠、栄養ある食事、家族やピックルボール仲間などとのコミニュケーション、適度な運動(1日約8000歩、歩いている)の効果もあると思う。

パートの仕事も、毎日何がしか問い合わせがあり、免許更新や商品登録など、アルコール関係のコンサルタントの仕事が少しずつ形になってきている。

死ぬまで続くリタイアメント生活を充実させるべく、次の2ヶ月か3ヶ月は新しいチャレンジを試みたい。1つは趣味を持つこと。ガーデニングとパン作りだ。もう一つは友人作り。スポーツや趣味を通してネットワークをもっと広げていきたい。もう一つは、勉強と読書。コンサルティングの仕事が広げられるように、食品やアルコール規制について知識を深め、同時に時間がないと読めない大著にチャレンジしたい。

さらに、リハビリの目標を決め、結果を出したい。特にコンピュータのブラインドタッチと姿勢の良い歩き方を練習していきたい。また、法律や英語に関する勉強を続け、資格試験に再挑戦したい。

今月は、久しぶりに学生時代の友人と会う予定だ。ある人いわく「人生は60歳から始まる」。ビール片手にいつまでも夢を語り合いたい。