「フリーエージェントネーション(Free Agent Nation)」(ダニエル・ピンク著)を読んだ。

フルタイム勤務ではなく、起業や副業、パートなど自由な形態で働く人が21世紀の主流になるだろうと予測した本だ。数年前にいちど読んでいたが、その時は自分が数年後にフリーエージェントになるとは予想していなかった。

フリーエージェントが増える理由について本書は、「かつては、仕事を通して自己実現をする人が多かったが、今はそうした仕事を与えられない職場が増えている」と説明する。働き手が多様になったこと、企業の寿命が短くなったこと、一方で人々の寿命が伸び就業期間が増えたことなども理由と言う。

2001年に書かれた本なので、今読むと「当然」と思うことが多いが、実践論として3つ心に留めておきたいと思った。

1つは仲間を作ること。2つは自分なりの「成功」を決めること。3つ目はキャリア作りはレゴ遊びと同じと思って「作っては壊し」を繰り返すこと。

僕が働くシェアオフィスも、ほとんどの人がフリーエージェントだと思う。仲間を作り、いろいろ学んでいきたい。