(再録)ビル・ゲイツ「ビル・ゲイツ 未来を語る」(ASCII・1748円+税) | 野球少年のひとりごと

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(再録・2022.2.18既出)

北京五輪も終盤で、昨日のスピードスケート女子1000メートル高木美帆選手の金メダル獲得は、テレビで見ていても感動ものであった。その前々日の、スピード・スケート女子団体パシュートが劇的だっただけになおさらであった。高木姉妹は平昌五輪のときからのファンだったので、今回も彼女らの出場種目はすべて見ている。特に、団体戦であるパシュートは応援していても力が入ったが、佐藤綾乃選手も含めよくやったと思う。競技もマススタートを残すだけとなったが、前回金メダルの高木菜那選手も出場するので楽しみである。話は変わるが、彼女たちのインスタグラムをチェックしてみた。高木菜那選手のインスタグラムにオフのときの様子が出ていて、そのとき被っているニット帽が可愛くてブランドを確かめると、ザ・ノースフェイスで近年そのマークをよく見かけるとは思っていた。(認識不足も甚だしいが、現役を離れその辺の興味も薄れつつあって)そこで娘に確かめると、アメリカのアウトドア用品や衣服、登山用具の制作・販売を手がける会社らしい。わが国ではゴールドウィンが扱っているそうだ。そこでザ・ノースフェイスのホームページを確かめると様々な製品を扱っているのが分かる。愛用のL.L.Beanと商品ラインアップ、値段帯も含め似通ったところがある。考えてみたら、職場でモンベル(創業者・辰野勇は、わたしの高校の1年後輩である)の話が出たとき、同種のパタゴニアのことにも話が及んだ。今後、パタゴニアも含めチェックする必要がある。もっともクローゼットに、ほとんど着用していないL.L.Beanのコートやジャンパー(ウィンドブレーカー)などのアウター、シャツやセーター、綿パンなどで一杯になりつつある。どこかへ出かける当てもないのにこの有り様である。年が明けてからも、ウォーム・アップ・ジャケット(フランネル裏地付き)を2着(色違いで)とセーター・フリース・フルジップ・ジャケットを1着買った。おまけに女房をそそのかして、マウンテン・パイル・フリース・ジャケットやフィッシャーマン・セーターなど5着ほど買わせた。この15年ほど(愛用し始めてそのくらいになる)で夫婦で購入した額はなかなかのもので、衣料品に関して女房愛用の(結婚前に、私たちが勤めていた通販会社の)ベルメゾンも含めよい顧客と言えるかも知れない。

 

本お話しである。過去に買ったもので、ビル・ゲイツ「ビル・ゲイツ 未来を語る」(ASCII・1748円+税)とラズロ・ボック「WORK RULES!ワーク・ルールズ!」(東洋経済新報社・1980円+税)の2冊のことを。Windows95に始まるマイクロソフトとの付き合い(自宅用にはじめて買ったパソコンで)であるが、そのマイクロソフト創業者のビル・ゲイツのことを知りたくての購入である。1995年に買ってそのまま本箱に眠らせてきたわけであるが、あれから27年が経って、ネットを取り巻く状況もダイナミックなどという言葉が陳腐になるほどに変化している。その辺も含めて大変おもしろい読書になりそうである。もう1冊の、ラズロ・ボック「WORK RULES!ワーク・ルールズ!」はその変化の中心となったグーグルの人事担当上級副社長ラズロ・ボックによる、副題に「君の生き方とリーダーシップを変える」とある、グーグルWORK RULESに興味を持っての本書である。こちらは2015年の刊行である。

 

ビル・ゲイツ「ビル・ゲイツ 未来を語る」 自ら語る、近未来のビジョン。『これまでの20年間は、信じられないような冒険の日々だった。そしていま、さらに大きな旅が始まろうとしている―』 “パソコン”から“情報ハイウェイ”へ!ゲイツ自らがはじめて語る近未来のビジョン。

 ○本書目次より 革命のはじまり/情報化時代の幕開け/コンピュータ産業の教訓/アプリケーションとアプライアンス/ハイウェイへの道/コンテント革命/ビジネスはどう変わるか/摩擦ゼロの資本主義/教育は最良の投資/家庭でプラグイン/ハイウェイのゴールドラッシュ/最も重要な課題……

 

   

 

ラズロ・ボック「WORK RULES!ワーク・ルールズ!」 全世界話題! Googleの人事トップが採用、育成、評価のすべてを初めて語った。創造性を生み出す、新しい「働き方」の原理を全公開!
 Googleはいったいどんな仕組みで動いているのか?誰もが抱くこの疑問に、Googleの人事トップが答えます。21世紀の最強企業をかたちづくる、採用、育成、評価の仕組みをすべて惜しげもなく公開。本書で紹介される哲学と仕組みは、Googleだからできるというものではなく、あらゆる組織に応用できる普遍性を持っています。古いやり方で結果を出せと言われて困っているリーダー、古いやり方で評価されてやる気をそがれている若手、もっとクリエイティブに仕事をしたいと思っている人に知ってほしい、未来の働き方とは。いま働いているすべての人、これから働くすべての人に贈る、新しい働き方のバイブルとなる一冊。
 著者は2006年にGoogleに入社。あらゆる企業の人の扱い方に影響を与えたいという信念の下、Googleに入ることを選択。同社の従業員が6000人から6万人に増えていく過程で、Googleの人事システムを設計・進化させてきた責任者です。Googleは、世界各国で「最高の職場」として認められ、多くの賞を受賞。いったい、Googleは、どんなやり方で人を選んでいるのか?そうして選んだ人材に、どんな機会を与えているのか?優秀な社員同士に最高のチームをつくってもらう秘訣とは?社員をどう評価して、モチベーションを最大に保っているのか?働き方をめぐるこれらの重大テーマに、次々と答えを出していきます。
《本書の主な内容》
●Google人事トップによる、ベストチームを作りたい人へのアドバイス
●なぜ一流大卒というだけではGoogleに入れないのか?
●ハーバード大に入るより25倍も難しいと言われるGoogleの採用基準とは?
●Googleは、社員の死後10年間、給与の50%をパートナーに支給している!?
●同じ仕事でも、100倍の報酬差がついていい。
●qDroid、Googleガイスト、プロジェクト・オキシジェン、UFSなど、Googleが採用している人事の具体的仕組みを全公開!
●実験とデータを活用して制度を進化させるGoogleの工夫とは?
●朝起きて、ワクワクしながら行ける会社って、どんな会社?
●機械に負けない、人間らしいクリエイティブな働き方ってどんなもの?
●人事に関する不満と不安を最大限減らすには、どうやればいい?

 

   

 

写真は、東山丘陵運動公園の遊歩道で撮影する。