今日で6月も終る。恒例の、私の読書における上半期の収穫を以下に列記してみる。近年、新刊書を買い求めることが激減している。これは、新刊が出るたびに買い求めるような著作家(小説家や思想家、コラムニストなどの)が、この10年ほどでかなりの人が亡くなってしまったことによる。そのかわりと言ったら何だが、戦前辺りも含めて以前に出版(いわゆる旧刊)されたものを読むことが増えている。従って、上半期の収穫のなかにも、それらが多く含まれる。
「長谷川伸全集 第13巻 夜もすがら検校 他」
「長谷川伸全集 第4巻 荒木又右衛門 源太左衛門兄弟」
堤未果「(株)貧困大国アメリカ」
以上が(☆☆)
鈴木道彦「フランス文学者の誕生(マラルメへの旅)」
小沢慧一「南海トラフ地震の真実」
前田速夫「老年の読書」
広野真嗣「奔流(コロナ「専門家」はなぜ消されたのか)」
田中圭一「百姓の江戸時代」
谷沢永一×渡部昇一『「聖書」で人生修養』
谷沢永一「嫉妬の正体」
谷沢永一「いつ、何を読むか」
山折哲雄「義理と人情(長谷川伸と日本人のこころ)」
長谷川伸「瞼の母(長谷川伸傑作選)」
長谷川伸「股旅新八景(長谷川傑作選)」
長谷川伸「日本敵討ち集成」
「長谷川伸全集 第14巻 舶来巾着切 明治十二年の雨 他」
「長谷川伸全集 第1巻 紅蝙蝠 戸並長八郎」
「長谷川伸全集 第2巻 蹴手繰り音頭 馬頭の銭」
「長谷川伸全集 第6巻 上杉太平記」
堤未果「国民の違和感は9割正しい」
堤未果「デジタル・ファシズム(日本の資産と主権が消える)」
中野信子「ペルソナ(脳に潜む闇)」
堤未果「日本が売られる」
堤未果「堤未果のショック・ドクトリン(政府のやりたい放題から身を守る方法)」
堤未果×湯浅誠「正社員が没落する(「貧困スパイラル」を止めよ!)」
堤未果「沈みゆく大国アメリカ(逃げ切れ!日本の医療)」
堤未果「沈みゆく大国アメリカ」
堤未果「ルポ 貧困大国アメリカ」
堤未果「ルポ 貧困大国アメリカⅡ」
堤未果「政府は必ず嘘をつく(増補版)」
堤未果「政府はもう嘘をつけない」
以上が(☆)
なお、私的読書評価で、
(☆☆)が、「たいへん面白かった」
(☆)が、「おもしろかった」
フランスで描いた水彩によるスケッチから
「洋画家 仲村一男」のホームページ
http://www.nakamura-kazuo.jp/