彬子女王「赤と青のガウン(オックスフォード留学記)」(PHP文庫・1200円+税) | 野球少年のひとりごと

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また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

午前中、女房は娘の運転する車で貝塚市役所まで出かける。帰り、市役所前のわりと人気のあるパン屋さん「サンク」で、色々な菓子パン、惣菜パンを買ってくる。私には「カツサンド」で、それを昼食替わりにいただく。こういう店が歩いてゆけるところにあれば(夫婦して車に乗れない)週に1度くらいは買いにゆけるのにとは女房の談。ふたりしてパンは大好きだから私も同意する。

 

本の話である。今日もアマゾンから荷物があって開封すると、彬子女王「赤と青のガウン(オックスフォード留学記)」(PHP文庫・1200円+税)と雑誌「BRUTUS 7/1 ひとつ飾ると毎日が変わる。だから、小さなアートと暮らしたい。」(マガジンハウス・880円)、雑誌「BRUTUS Casa 7月号 仕事場とインテリア。」(マガジンハウス・1080円)、雑誌「&Premium 8月号 日本の美しい町を旅する。」(マガジンハウス・930円)の4冊が現われる。彬子女王「赤と青のガウン(オックスフォード留学記)」は発売以来10万部突破のベストセラーとのことで、興味をもったもの。わが家と皇室の関係でいうと、父が存命の頃に高松宮さまが岸和田を訪れたことがあって、岸和田市が父の絵を献上した。その縁もあり、私の本箱には全8巻からなる「高松宮日記」(中央公論社)がある。さきの大戦の末期の頃に、高松宮さま自らが時の宰相東条英機の暗殺を計画した(側近にとめられ果たせなかった)エピソードなどを知るにつけ、昨今の秋篠宮家の体たらくぶりは呆れるばかりである。さて、三笠宮家の長女である彬子女王が本書で何を語っているか興味がある。読了後にあらためて

 

彬子女王「赤と青のガウン(オックスフォード留学記)」 生まれて初めて一人で街を歩いたのは日本ではなくオックスフォードだったー。女性皇族による英国留学記

 この留学記には、彬子女王という人間の人生の記録として、楽しかったことも辛かったこともすべて正直に書き綴ってきたつもりである。これが、私の留学生活を温かく見守ってくださったすべての方たちへの、私の心からの感謝の気持ちを込めた「最終報告書」である。(本書「25不撓不屈」より)

 赤と青のガウン。それは、くじけそうになったときにふと頭に浮かび、オックスフォードに来たときの自分に立ち返らせてくれる「目標」だったー。(本書「あとがき」より)

 女性皇族として初の博士号取得 瑞々しい筆致で綴られた留学の日々

 ●古代ケルト史を学ぶ[苦学力行]

 ●マートン・コレッジの一日[日常座臥]

 ●アフタヌーン・ティを女王陛下と[千載一遇]

 ●博士論文性胃炎[七転八倒]

 ●人生でいちばん緊張した日[不撓不屈]

 

   

 

雑誌「BRUTUS 7/1 ひとつ飾ると毎日が変わる。だから、小さなアートと暮らしたい。」 家具や洋服と同じ気持ちで、アートもはじめてみませんか? キム・ジョーンズがアートコレクションを大公開/俳優 中島セナがアート購入の基礎知識を学ぶ/アーティスト田名網敬一が今気になるアーティスト/写真家アリ・マルコポロスが絵を飾り替える理由

(特別付録24ページ)人気ギャラリーとショップが推薦!今買うならば、このアート。

 

   

 

雑誌「BRUTUS Casa 7月号 仕事場とインテリア。」 あの人の仕事場に学ぶインテリア術! 仕事場の作り方/デスク/行けるアトリエ/仕事がはかどる家具

 

   

 

雑誌「&Premium 8月号 日本の美しい町を旅する。」 趣きある町並みと、カルチャーを巡る旅。小樽,札幌、山形、富山、京都、松江、出雲、広島、高松、奄美…。旅好きたちが何度も訪ねる、あの町。

 

   

 

ポルトガル、フランスで描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/