(再録)木村盛世×和田秀樹「なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?」(かや書房) | 野球少年のひとりごと

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また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

 

 

(再録・2022.1.11既出)

昼頃まで雨で気温も正午で7度と寒いが、今日から新学期の孫たちは元気に帰宅する。雨上がりの庭に出て草木を眺めていると、紫陽花も枇杷も新芽が出つつある。枇杷は、昨秋にかなりダイナミックに幹部分をカットしたものだから気にはなっていたのであるが、新芽がきちんと出始めているのは少し嬉しい気がする。もう少し暖かくなれば庭に真砂土を撒く(18キロを10袋ほど)など庭仕事にかかる予定である。冬のはじめに施してやる必要のある寒肥は、今年もサボってしまっている。(この数年忙しさにかまけて疎かになっている)実のなる木が好きで、枇杷、無花果、柿、林檎、オリーブと育てているが、収穫を豊かにするためには様々な作業があるようで、生るに任せている現在の状態はとても丹念とは言えない。

 

本の話である。今日アマゾンから届いたのは、木村盛世×和田秀樹「なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?」(かや書房・1400円+税)と和田秀樹「灘校物語」(CYZO・1600円+税)の2冊である。どちらも和田秀樹への興味(養老孟司などとの対談でも、頭の柔軟さを発揮の)での購入であるが、「なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?」は、TBS昼帯などに出演し独特の発言の木村盛世(時に、他の出演者の発言に「おだまりなさい」などと遮ったり、歯に衣着せぬ発言で注目の)との対談で、お互いどのように論じているか楽しみである。もう1冊の、和田秀樹「灘校物語」は、和田が灘校当時のエピソード(自伝的小説らしいが)を中心に、帯にある「天才・奇人・変人ひしめく灘校の日常とは!?」を知る楽しみでの購入。アマゾンで和田秀樹を検索すると、受験に関する書籍が何冊か出てくる。同名異人かと思っていたら本人で、受験についても一家言あるようだ。勿論、そこまで拡げる気はないが。

 

木村盛世×和田秀樹「なぜ日本は勝てるはずのコロナ戦争に負けたのか?」 日本は、世界で最もコロナ感染が少ない国の一つだったのに 経済的な被害は甚大!! なぜこんなことになってしまったのか?

 2009年新型インフルエンザに続いて起こった新型コロナウィルス騒動。総括をしていなかった厚生労働省と政府は騒動が大きかった分、今回は大混乱となってしまった。本来は「さざ波」であった新型コロナウィルスに対して津波並のショックであった国々と同じ対策をしてしまった。その結果、経済は大打撃を被った。いったい、どうしてこんなことになってしまったのか!?どうすれば良かったのか。

 一度決めたら戦略は変えられない 特攻精神

 精神論ばかりを語り 少しも科学的でない 分科会。

 本来、医学は人の幸せのためにあるのに それが捻じ曲げられてしまった!

(目次)   第一章 コロナ戦争で勝った国と負けた国

     第二章 戦争被害者は女性、子供、老人

     第三章 日本はなぜ負けることになったのか?

     第四章 非常事態宣言で日本が失ったもの

     第五章 2009年新型インフルエンザと2019年新型コロナウィルス

     第六章 コロナ禍でわかった日本の問題

 

   

 

和田秀樹「灘校物語」 成績上位で天下の灘校に入るも、深夜放送にドはまりして成績はどん底。過激なイジメを受けつつ、大人顔負けの熾烈な生徒会選挙はボロ負けのヒデキに希望はあるのか。天才・奇人・変人ひしめく灘校の日常とは!?医師となった元“神童”の著者が原点を描く青春群像、自伝的小説。

(目次)   第一章 ヒデキ、灘中を志望

     第二章 ヒデキ、成績がた落ちで絶望

     第三章 ヒデキ、小説家を志望

     第四章 ヒデキ、政治家を志望

     第五章 ヒデキ、生徒会役員を志望

     第六章 ヒデキ、赤帽かぶってイジメを受け絶望

     第七章 ヒデキ、アメリカ留学を志望

     第八章 ヒデキ、弁護士を志望

     第九章 ヒデキ、映画監督を志望

     第十章 ヒデキ、医師を志望 

      第十一章 ヒデキ、どう生きる?  

 

    

 

写真は、二色浜で撮影する。