藤森照信・(写真)秋山亮一、普後均一「藤森照信 現代住宅探訪記」(世界文化社・2200円+税) | 野球少年のひとりごと

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本のことを中心に、関西学生野球や高校野球のことをつぶやいています。
また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

午後から、たいへん久し振りに地域活動でご一緒したSさんが来られる。子どもさんの話などを中心に、1時間ほど近況を聞かせてくれる。当地に居を定め3月で16年になるが、いつも野菜をいただくTさんとともにいちばん親しくなった一人である。私よりちょうど二回り下であるが、親友扱いしてくれている。先年の大型台風で停電になったときも、業務用(ガス設備会社を経営している)のランターンを数個届けてくれるなど、親身になって様々なお世話をいただいた。双子の息子さんひとりは、アーチェリーの選手として強豪の近畿大学で活躍し、もう一人も大阪藝大の洋画科でこちらはSさんいわく「ぐうたら」な学生生活を楽しんでいるようである。(まあ、大阪藝大の校風そのもので、驚くには当たらないと思うが。)長女さんは隣に住む次男夫婦の長男と一緒で、大学受験を目指しているそうだがアーチェリーの選手として同志社大や愛知産業大から誘いが来ているらしい。次女さんは同じく次男夫婦のところの次男と一緒で、来春の高校受験を目指している。さらに三女が小学4年で三男が小学1年の6人の子宝に恵まれて、まだまだ頑張って貰わないといけない。それにしろ色々なことをお喋りできてたいへん楽しい一時となった。

 

本の話である。今日アマゾンから届いたのは、藤森照信・(写真)秋山亮一、普後均一「藤森照信 現代住宅探訪記」(世界文化社・2200円+税)で、先日来取り上げている建築関連の書籍のうち敬愛する藤森照信の、図版(写真)が満載の楽しい1冊である。

 

「藤森照信 現代住宅探訪記」 意匠や構法、素材に平面計画。普通じゃないから面白い!フジモリ選 ちょっと変わった“オツ“な住宅たち 見るからに面白いかたち。不思議な間取り。工夫された建築構法。藤森先生が訪ね歩いたいくつもの住宅建築。そのなかから新旧織り交ぜ、15件を選びました。他の本でもなかなかお目にかかれない住宅も。読みやすく面白い藤森先生の考察と、秋山氏・普後氏の美しい写真で紹介します。

 山下保博〈クリスタル・ブリック〉
 葛西潔〈角地の木箱〉
 篠原一男〈谷川さんの住宅〉
 A・レーモンド〈軽井沢新スタジオ〉
 A・レーモンド/津端修一〈津端邸〉
 岡 啓輔〈蟻鱒鳶ル〉
 吉阪隆正〈三澤邸〉
 磯崎 新〈新宿ホワイトハウス〉
 中谷礼仁+ドット〈三層の家〉
 石井 修〈天と地の家〉
 山脇 巌〈三岸アトリエ〉
 藤井厚二〈八木邸〉
 西川一草亭〈去風洞〉
 土浦亀城〈土浦亀城邸〉
 平田晃久〈Tree-ness House〉

 

   

 

フランスで描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/