内田 樹「だからあれほど言ったのに」(マガジンハウス・1000円+税) | 野球少年のひとりごと

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本のことを中心に、関西学生野球や高校野球のことをつぶやいています。
また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

昨日辺りからようやく春らしくなってきて、今日など午後3時で19度とウォーキングには絶好の季節となってきた。ただ、昨日は久し振りに外出し(校区民生委員のOB・OG会で)帰路を20分くらい(多くは登り一方の坂道)歩いたこともあり、起床後も少し疲れが残っていて、午後からもゆっくりしている。書斎に放置の、パッキンに積めた読了の本を裏に設えた専用の倉庫(読了のものを1万冊ほどと、父の大きな油絵絵作品を20枚収納の)に運び入れようと思っている。ただ、そのためにも倉庫のほうも片付ける必要があって季節もよくなってきたし、そろそろ取りかかろうと考えている。庭の木々などの手入れも含め、外での作業が楽しみになってくる。まあ、何事も慌ててすることもないが。

 

本の話である。今日もアマゾンから荷物があって開封すると、内田 樹「だからあれほど言ったのに」(マガジンハウス・1000円+税)、養老孟司「時間をかけて考える(養老先生の読書論)」(毎日新聞出版・1600円+税)、佐藤 優「天才たちのインテリジェンス」(ポプラ新書・980円+税)の3冊が現われる。いずれも今月新刊である。

 

内田 樹「だからあれほど言ったのに」 ウチダ流「日本人論」最新刊!!不自由な国への警告の書!

 ◎”大人”が消えているー日本の危機

 ◎アメリカの顔色をうかがう日本政府の悲哀

 ◎「21世紀の囲い込み」を目指す、現代の資本主義

 ◎自然と文明社会の「境界線」を守る

 ◎人生は「問題解決のために」あるわけではない

 日本社会の不出来なシステムを悪用するか、逃げ出すか、それとも

 第1部 不自由な国への警告

  第1章 令和時代の不自由な現実

  第2章 人口減少社会の近未来

  第3章 社会問題に相対する構え

 第2部 自由に生きるための心得

  第4章 他者の思想から考える「自由さ」と「不自由さ」

  第5章 「この世ならざるものの」存在を知る

  第6章 「書物」という自由な世界と「知性」について

 

   

 

養老孟司「時間をかけて考える(養老先生の読書論)」 本気で<わかりたい>君へ 「本当に本人のものになった『他人の考え』は、すでに本人のものだというしかない」 本気で養老先生が教える、本を深く読む極意。唯一無二の読書エッセイ!

 それはどいうことですか? 意識の謎、ヒトと環境、日本の未来。知らない世界が見えてくる。

 1 意識は信用できるのか 心と身体

 2 問題はヒトである 自然と環境

 3 日常から考える 歴史と社会

 

   

 

佐藤 優「天才たちのインテリジェンス」 未来はもっと面白くなる!

 白井聡/真鍋昌平/村田沙耶香/斎藤幸平/東畑開人/磯野真穂/藤原辰史/濱野智史/小林茂雄/美馬達哉/大澤真幸/森田真生 「知の巨人」佐藤 優vs各界をリードする「最先端の知」との これからの日本を探る熱き12の対話。

 未来を面白くするのは柔軟な思考と強い知性である

 佐藤 優が今、もっとも注目する様々な分野のプロフェッショナルたちが集結。常識に囚われない柔軟な思考と、強くユニークな知性で未来を展望し、人間、そして人間社会を深く掘り下げる。混迷の時代を生き抜くヒントに満ちた、貴重な対話集。

 自分で考えなければ、生き残れない

 今より面白いことがしたいと思ったら、絶対にリスクはつきもの。カネもリスクも捉え方、付き合い方次第ー真鍋昌平

 変化することは、今の自分ではなくなること。もっと人間も大胆に変化していいはずー森田真生

 少しでも自由に自分が思うように生きるため、僕らは学ぶのだと思うー白井聡

 

   

 

フランスで描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/