白井聡(聞き手・高瀬毅)「ニッポンの正体 2024」(河出書房新社・1800円+税) | 野球少年のひとりごと

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また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

午後から、女房は娘の運転する車で岸和田まで出かけ所属する女声合唱団の定期練習に参加。帰りは、仲間のIさんの車で送って貰う。月に2~3回のことだが、大好きなコーラスを通して若い人も含む様々な人との交流がとても大切なことだと思う。翻って私の方はと言うと、地域の活動をやめて3年になりコロナ禍で来客も激減(地域活動をやめたことも大きいが)、唯一、ときどきいらしていただく(新鮮な野菜や果物とともに)Tさんを除くと話する相手は家族だけなので、今年は出かけて友人と会う機会なども増やそうと考えている。それにしろ、いちばん気に入っているのは書斎での読書生活で、当地に居を構えたときに少し贅沢ではあるが14帖の書斎を作ったことが大きいと思う。それが出不精に拍車をかけることにも繋がったのだが。まあ、喜寿もすでに終えたことだしそう無理をすることもないかと思いながら、書斎に居続けることになる。

 

本の話である。今日もアマゾンから荷物があって開封すると、白井聡(聞き手・高瀬毅)「ニッポンの正体 2024(新しい帝国戦争の時代)」(河出書房新社・1800円+税)、「ニッポンの正体(漂流を続ける日本の未来を考える)」(河出書房新社・1800円+税)の2冊が現われる。いま最も注目される政治学者・白井聡にジャーナリスト・高瀬毅が聞き手となって成立の、YouTubeチャンネル「デモクラシータイムス」を書籍化したものである。刊行は、2024年(2月)、2023年(4月)。

 

「ニッポンの正体 2024(新しい帝国戦争の時代)」 気鋭の政治学者が「いま」をわかりやすく読み解く。確かな知識から、日本の未来を探る大人気の時評シリーズ、待望の最新刊!

 ●凄まじい物価高の原因はどこにあるのか?

 ●在日米軍基地の現在からみる戦争の正体とは?

 ●NHKは本当に必要なのか?

 ●日本社会の生きづらさと資本主義のリアルとは?

 ●いま、言論界に問われる「覚悟」とは?

 ●世界の覇権は誰が握るのか?

 ●日本の新しい道を探してー

 

   

 

「ニッポンの正体(漂流を続ける日本の未来を考える)」 アメリカ、中国、朝鮮半島と日本の力学とは?戦後日本を形づくってきた権力とは何か?限界を超えた戦後体制はどこに向かうのか?登録者数15万人超のYouTubeチャンネル「デモクラシータイムス」大人気番組が待望の書籍化!

 ●なぜ、日本は朝鮮戦争の終結を望まないのか?

 ●「核」を欲しがる被爆国

 ●歴史を私物化する「愛国者」

 ●差別を撃ち続けた「突破者」の遺志

 ●「長期腐敗体制」を解体せよ

 ●限界を迎えた戦後体制を精算すべき

 ●戦中・戦後を貫く岸信介とアジアの蜜月

 

   

 

「イタリア」&「フランス」で描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/