(再録)町山智宏「言霊USA2018 激震!セクハラ帝国アメリカ」(文藝春秋・1200円+税) | 野球少年のひとりごと

野球少年のひとりごと

本のことを中心に、関西学生野球や高校野球のことをつぶやいています。
また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

(再録・2021.11.7既出)

今日は、裏庭にバス道を隔てて面する小学校の運動会で、朝から見学に出かける父母で賑わっている。ただ、こういう時期なので2学年ごとの3部構成になっていて、わが家の孫娘たち(小学4年生になる)は最初の部で娘夫婦も午前8時過ぎには出かけた。例年と違い家族総出とは行かなくて、生徒ひとりに父母など2名に制限されている。従って、わたし達夫婦は家で留守番している。昼頃に帰宅の孫に徒競走(90メートル)の結果を聞くと、一人は2着でもうひとりは4着である(1組4人で走って)。ご褒美に、大好きな本を買うように小遣いを遣る。娘も「運動会祝い」で、地元で評判のケーキハウス・リバージュのケーキを用意しているようである。今月はわたし夫婦の誕生月なので、そのときにもケーキを用意してくれると思うので甘い物を食べる機会が増える。幸い、血糖値などの糖尿病にかかわる数値がこの1年ほど正常値を保っているので大丈夫だとは思うが、油断は禁物である。今日なども、風邪を引いていなかったらウォーキングには最適の気候ではあるが。

 

本の話である。アメリカの現在を知るのにいまいちばんの手がかりを与えてくれる町山智宏の、「激震!セクハラ帝国アメリカ」(文藝春秋・1200円+税)と「アメリカ流れ者」(スモール出版・1400円+税)の2冊のことを。ともに2018年の出版であり、「激震!セクハラ帝国アメリカ」ではトランプやピクサーのCCOとして、『トイ・ストーリー』『モンスターズ・インク』などのアニメーションで世界中を感動させてジョン・ラセター、あるいは世界的映画監督タランティーノ、そして「アメリカン・ビューティ」などの名優ケヴィン・スペイシーなどのセクハラ疑惑についてレポートしている。当然のことに(映画評論家として)映画の話題も満載で一気に読めそうである。もう1冊の、「アメリカ流れ者」は、帯に「TBSラジオ『たまむすび』の人気映画コラムがついに書籍化。」とあるようの、専門の映画の話を中心に展開されていて面白そうである。いつもそうであるが購入したときにすぐに読もうと考えていて、そのときどきに集中している(あるいは興味を抱いている)ジャンルの読書があれば先送りにしてきていまになったりしている。酷い場合は40年ほど本箱に眠らしたりしている。すべてを読了しょうとは思わない(途中で関心が薄れたりする場合もあって)が、この10年ほどで本箱にある未読の4000冊のせめて半分でも(勿論、あらたに購入するものは別にして)読むことができればと考えている。それにしろ、毎年あらたに400冊ほど増えて行くこのペースは変わらないと思うので、ほとんど諦め気味ではあるが。

 

町山智宏「言霊USA2018 激震!セクハラ帝国アメリカ」 グダグダの政権×セクハラ告発で、しっちゃかめっちゃかな大国の現在!みんなまとめてお仕置きよ! 週刊文春好評連載「言霊USA」単行本化、第六弾! つぶやくほど敵を作る失言マシーンの大統領!側近は次々に辞任、息子はボンクラ、何一つ公約は実現できない!そこにメガトン級の「セクハラ・ミサイル」が着弾!元祖セクハラおやじトランプの運命は……?

 

町山智浩「アメリカ流れ者」 もしも町山さんが旅をしたらトラブルが多そうですが(笑)、「映画の世界の旅」なら話は別!!当代随一の映画案内人のガイドは、とにかくおすすめです!(赤江珠緒=「たまむすび」パーソナリティ/フリーアナウンサー)
 映画は、何も知らずに観ても面白い。でも、知ってから観ると100倍面白い。観てから知っても100倍面白い!
 人種差別・戦争・ドラッグ……映画が映し出す光と闇。『スター・トレック BEYOND』『ジャンゴ 繋がれざる者』『フューリー』『この世界の片隅に』『ブレイキング・バッド』『ウルフ・オブ・ウォールストリート』『レヴェナント:蘇えりし者』『クルードチャンプを継ぐ男』『トランスフォーマー/ロストエイジ』他 合計21本の傑作コラムを収録!
 山里亮太(南海キャンディーズ)インタビュー/海保知里寄稿

 

 

写真は、貝塚市二色浜で撮影する。