谷沢永一×渡部昇一「人生後半に読むべき本」(PHP研究所・1400円+税) | 野球少年のひとりごと

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また、父・洋画家「仲村一男」の作品を毎日紹介しています。

午後から隣に住む次男がやって来る。女房をまじえて、書斎で珈琲を飲みながら1時間ほど話す。本と雑誌を持ってゆく。忙しい職場(地方公務員ながら)で働いていて、年間100冊以上の本を読了しているのは立派だといえる。私もわりと忙しい職種で40年間働いたが、年に150冊は読んできたのでその集積が10000冊ほど読了することになった。尤も、買い求めた本は15000冊を超えるが。次男が帰った頃に、アマゾンから荷物が届いて開封すると、谷沢永一×渡部昇一「人生後半に読むべき本」(PHP研究所・1400円+税)、「いま大人に読ませたい本」(致知出版社・1400円+税)の2冊の、谷沢永一と渡部昇一との「本」にかかわる対談本が現われる。いずれも刊行当時(2006年、2002年)に買いそびれていたもので、先日ひさしぶりに谷沢永一の著作「読書の悦楽」を読んで、さすがだと再認識するところがあり、本箱にある未読の十数冊はもちろんであるが、もう少し読もうと考えて注文したものである。

 

「人生後半に読むべき本」 「第二の人生」の知的生活ほど愉しきものはなし 本の世界の裏の裏まで知り尽くした二人だからこそ挙げるこの一冊! 人生の後半を豊かにする智恵 人生の味わい、豊かさを教えてくれる本 「娯楽の本」はこう選べばもっとおもしろくなる 古典を読む愉悦にひたる 歴史と楽しくつきあえる本 社会を読み解くための必携本 マイ・ライブラリーを作る楽しみ

谷沢永一 薄田泣菫『茶話』/河盛好蔵『人とつき合う法』/久世光彦『マイ・ラスト・ソング』/和田誠『お楽しみはこれからだ』/野口久光『思い出の名画』/安東次男『完本 風狂始末』/小西甚一『日本文藝史』/ゾンバルト『恋愛と贅沢と資本主義』/ブローデル『地中海』/大佛次郎『赤穂浪士』/平岩弓枝『御宿かわせみ』/徳田秋声『あらくれ』/ウォルター・リップマン『世論』/シュペーター『経済発展の理論』/高橋亀吉『日本近代経済形成史』/山手樹一郎『短編時代小説全集』

 

渡部昇一 ハマトン『知的生活』/伊藤整『氾濫』/藤沢周平『三屋清左衛門残日録』/松本清張『短編全集』/清水正光『評釈伝記小倉百人一首』/高浜虚子『俳句はかく解しかく味う』/立花隆『日本共産党の研究』/松下幸之助『21世紀の日本』/本多静六『私の財産告白』/アレキシス・カレル『人間ーこの未知なるもの』/幸田露伴『努力論』/吉川英治『三国志』『新書太閤記』『新・平家物語』/池波正太郎『仕掛け人藤枝梅安』/岡本綺堂『半七捕物帖』/ー『唐詩選』/ヒルティ『幸福論』/伊藤正徳『軍閥興亡史』 いま賢人たちの知恵を読もう!東西古今の名著に学ぶ

 

   

 

「いま大人に読ませたい本」 いま、賢人たちの知恵を読もう!東西古今の名著に学ぶ 伊藤整「氾濫」、アベ・プレヴォー「マノン・レスコー」、猪瀬直樹「ピカレスク」…。著者の二人が、文字を読む楽しさ、必読書、読んでもらいたい本、座右の書を語る。

 

   

 

 

「イタリア」で描いた水彩によるスケッチから

「洋画家 仲村一男」のホームページ

 http://www.nakamura-kazuo.jp/