下斗米伸夫「新危機の20年(プーチン政治史)」(朝日新聞出版・1700円+税) | 野球少年のひとりごと

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昨日3カ月ぶりに岸和田市民病院皮膚科まで出かけたが、この後は8月まで同様に岸和田市民病院眼科での定期検診(網膜剥離手術の予後、半年に一度の)があるまで外出の予定はない。(尤も、近辺をウォーキングするのは別として)それと、9月の皮膚科の検診時に血液検査があるので、この3カ月ほどはウォーキングなどでそれに備えようと思っている。半年に1度の血液検査もこの1年間はすべてが正常(血糖値など)でそれを続けるためにも、適度の運動が必要かなと考えてのことである。コロナ禍の2年間で体重は2キロ増えている。昨日も医師に「少し肥えましたね」と笑いながら指摘された。水疱性天疱瘡のメインの治療薬であるステロイドを服用しはじめた3年前にいきなり4キロほど体重増加(副作用で体重増加や糖尿病があって)したことがあるのと、それに連れて血糖値もあがり(現役時代も含めてはじめて)「糖尿病予備軍」と言われてから極力あまいものも控え、体重の増加には注意して来たのであるが外出することが激減して、久し振りに体重が増えている。と言っても173センチ(現役の頃は175センチ)で71キロ前後は肥満体とは言えないのだけれど。まあ、梅雨明けから本格的に歩こうと思っている。

 

本の話である。今日もアマゾンから荷物があって開梱すると、下斗米伸夫「新危機の20年(プーチン政治史)」(朝日新聞出版・1700円+税)が現れる。本書も、ロシアのウクライナ侵略に関するもので、ロシアに関しては最もよく知るひとり、下斗米伸夫の2020年刊行のものである。

 

下斗米伸夫「新危機の20年(プーチン政治史)」 ファシストなのか?それともドストエフスキー的人物なのか? チェチェン紛争、ユーコス事件、ジョージア戦争、クリミア併合、そして「新冷戦」ともいわれる米ロ関係ープーチン政治の波乱の20年を徹底考察する。

 内容紹介 「永遠のプーチン」ー。憲法改正により、最長2036年までの続投も可能になったロシアのウラジミール・プーチン大統領。1985年にペレストロイカが始まって以来、同時代としてのソ連の改革と崩壊、ロシア連邦の転機を追いかけてきた著者が、2000年から2020年までのプーチン統治のもとのロシア連邦を、主としてロシア政治史、特に内政と外交との連携という視点から記述する決定版。この100年間に、革命的ロシア、独裁的ロシア、改革的ロシア、自由主義的ロシアと種々の相貌をもって現れたロシアは、21世紀のプーチンのもとでは保守と安定を求める心性にこたえてきたが、これからはどうなるのか。ロシアはいったいどこへ行くのかー。

 ゴルバチョフ期に始まり、エリツィン時代に高まった、ロシアでの民主化と国際関係の変容への期待は、2020年の今日、反対の構図をもって現れている。(…)冷戦の終焉、ソ連崩壊から30年、世界の政治経済は周知のように大変容をこうむったにもかかわらず、東西関係は1985年以前と比しても悪化しているかのようである。(…)しかしこのようなロシア内政と国際関係の変容はどうしてこうなったのか。(あとがきより)

 

写真は、東山丘陵運動公園の遊歩道で撮影する。