今歩いているこの道が
明るい表通りでも
薄暗い裏路地でも
道に変わりはないのだから
それならいっそ
軽やかに
靴音響かせ歩いて行きたい
この道を
言い出せなかった弱さや
聞きとれなかった想いも
こぼれ落ちたものさえも
心の音となるのでしょう
価値ない地図
過去の傷
夜の上
何処へ向かえばいいのか分からない
泣きたい夜 泣きたい夜
そっと背中を押してくれた青い月
青い月を道標に
この道を歩いてみようか
泣きべそかきながら
心が 音符になって
降る
降る
降る
降る
降る
降れど降れども積もらぬまま
後も残さず消えるとも
いつまでも心の中
照らすのでしょう
音楽とは 音楽とは
まるで人生のようで
君は 君よ
僕は 僕よ
いつも音楽の中
青い月のように
輝いていろ