みなさまこんばんは!
御覧いただいてありがとう♪
昨日、一昨日とブログが書けませんでしたが
私が勝手にギリギリにしてしまった〆切や
お友達とのスーパーへのお買い物などで
ドタバタ書けなかっただけで
変わらず元気です!
9月中旬にも
１週間ほどブログの間隔が空いた時がありました。
このとき実は、想定外のことがあったんです。
書こうとずっと思っていた。
今日、やっと
クリーニング屋さんに
預けっぱなしにしていた
喪服も取りに行けたので
このタイミングで書くわ!
バァちゃんが亡くなりました。
母エッちゃんの母で
外で働く母に代わって
私たち4人きょうだいを
育ててくれた
英子ちゃん。
94歳でした!
美良生のことは
生まれたときから
かわいがってくれた。
「大事にしろよ」と何度も。
それが何年か経つと
大事にされる側に。
↑なぜ上から目線
これは2年前の
バァちゃんの誕生会。
これは去年のお正月。
いつも抱きしめてくれた。
美良生のことをいいこだ、いいこだ、って。
突然のお別れだった。それまで
バァちゃんはずっと元気だったから。
ただ、亡くなる2日前に
実家でいっしょに住んでる妹ミポから
私たち「4人きょうだいLINE」に連絡がきてた。
最近、バァちゃんの調子や気持ちが少し良くないから
電話でみんなの声を聞かせてあげて、
特に美良生くんの声! って。
美良生の声でよかったら
毎日かけるよと答えた。
翌日、気がついたら夜で
もうバァちゃん寝ちゃったな、
明日は土曜日で美良生もいるし昼間にかけよう
そう思ってた、その
土曜日の午前中。
ミポからたった
一行のLINEが。
「バァちゃんが亡くなっちゃった」
間に合わなかった!
それがはじめに浮かんだ言葉。
震える手でミポに電話。
泣きながら謝った。
ごめんね、ごめん
せっかく言ってくれてたのに
電話しそこねた。
聞かせてあげられなかった、美良生の声。
間に合わなかった。
タモリさんに去年、お手紙で
以前おいしいと言ってくれてた
「バァちゃんのおにぎり持って
子どもたちと遊びに行きます」って書いたら
コロナ禍が落ち着いたらぜひってご連絡もらってたのに。
間に合わなかった。
バァちゃんが一番好きな番組
「プレバト!」に出て喜んでもらおうと思って
ラーメンのイラスト連載を水彩画で描いていたのに。
「間に合わなかったー」何度もそう言って、泣いた。
9月18日土曜日。外は嵐の日。
病院で息を引き取ったのだけど
夕方には家に戻ってくるって。
行ける人はみんな飛んでった。
バァちゃんはいつもの寝てる場所で横になってた。
寝ているみたい。いつもの寝息が聞こえてきそう。
もうこのまま動かないなんて信じられない。
狭い実家の中で、バァちゃんを横に
私たちは大泣き。かと思いきや思い出話に
いつものように大笑いしたり。泣いて笑って激しい感情の起伏。
バァちゃんが動かない、っていうこと自体がもう非日常だった。
葬儀は翌週。基本的にはごく身内だけで。
ミポの提案で棺の中にお手紙入れようって!
美良生が１人で書きました。
言葉も自分で考えたんだよ!
このコトバに尽きると思う。
私の手紙、おハズかしいですが
バァちゃんといっしょにみなさまも読んで!
これを、空良の案で「鶴」にしよう! って
4人分の手紙を
丁寧に折ってくれました。
１日目のお通夜。妹ミポは
お花屋さん勤務であることを最大限に生かし
自分たちのお店でお花を生けさせてもらえることになり!
私も手伝って
みんなで飾った。
空良は掃除も!
おかげで、バァちゃんは
ものすっごい花の中に囲まれることに!
「ドヤッ」てますが
ほとんどミポとお店の方が。
翌日は告別式なので私と子どもたちは
そのまま実家にお泊まり。もう、あの
いつもの場所にバァちゃんが寝ていなくって
ガランとしてしまった。
バァちゃんは亡くなってから
家でみんなと何日も過ごせた。
バァちゃんのゴツゴツした足を布団の上から触りながら
話しかけたなぁ。ほおをなでたり、手をにぎったり。
明日はそのバァちゃんのカタチも
焼かれて骨になっちゃうのか。
その日の実家の夕飯は
ウナギだった。(祝杯か)
こんな時にゴハン作りたくないよね、元気出して!
という、弟その2のおヨメちゃんご家族によるご配慮で!
ありがとう! おかげで奥山家はみんなで
うまいうまいとモリモリ食べたよ笑
気持ちの振り幅が大きいですが翌日は
ついに告別式。
喪主は母。
最後のあいさつが終わると
位牌は母の兄が持ち、写真は
私だった。そうか。順番でいうと長女の私なんだ。
それほど近い関係だったんだ。バァちゃんと私は。
悲しみでいっぱい。
「悲しい」が胸でいっぱい。
マスクで顔半分が見えなくても
全身から悲しいが出てるの、わかりますか
(こんなお芝居ができたらいいな)
残される私たちはただ、
悲しむことしかできない。
まっすぐ前を向いたまま泣いた。
ミポと言ってた。今日は実家に戻ったら
とことん泣こう、心から悲しもうって。
火葬場へ移動してついに最後のお別れ。
みんなでいっぱい声をかけた。
姿が見えなくなるまで。
そこでひといきついて
やっと気がついたのだ
父タカシがいないこと
タカシはマイペースなので今さら驚かないけど
ふと見たら斎場の外で座って、たそがれてる。
みんなはその姿にも気づかないまま別室へ。
私はタカシをそのままほっといた。ですが
優しい妹ミポは駆けよってった。エラいな。
ミポといっしょに別室に行こうと思ってたので待ってたら
ミポがタカシのおでこに手を当てるのです。え?
するとミポがすっ飛んできて
「すごい熱だし、今吐いた。」
おねぇちゃんはタクシー呼んで!
言われるままに呼びに行く。手配後、
急いで別室のみんなに今の状況を説明しに。
車だす、私がつきそう、親族であわてているうちに
迎えにきたタクシーにタカシは
１人で乗って帰宅しちゃった!
この時、まだバァちゃんは火葬ナウ
近い親族は身動きができない、ので
タカシの弟さんご夫婦がタカシをフォローしに実家へ!
そのご夫婦の判断により「救急で病院に行った方がいい」
家でも吐いているんだって・・
ひさしぶりの喪服がキツすぎて
無理してベルト巻いてたからなぁ!
葬儀のあとはみんなで食事の予定でしたが
病院に行ったとあれば母は父のもとへ行かねば。
母が１人じゃ心配だと、ミポもいっしょについていき
数時間後に一報が。
「タカシコロナ陽性」
ウソでしょーーー!
そういえば、
告別式では
私はタカシの隣だったんだけれど
途中からハァハァと息の音がした。
父ちゃん、嗚咽して悲しんでるの?
バァちゃんとそんなに仲よかったっけ・・。
悲しんでると思ってた。あれ、苦しかったんだ!
聞いたら、告別式の途中から急に寒気がきて
一気に熱が上がったんだって。そして嘔吐。
タカシだけはコロナにかからないと思ってた。
家で１日中、VRをつけてゲームの世界にいるんだもん。
それもずっと何年も前から! タカシはみんなから言われてた。
「自粛が早い」「時代の先読みに長けてる」そんなタカシが?
しかも、バァちゃんの告別式というタイミングで? 笑
いや笑ってられない。前夜私たちはタカシとともに
ウナギを食べているのだ! しかもタカシがいたのは
「カザカミじゃん!」
開いた窓に背を向けて
タカシの顔は私たち向きだったじゃん!
はい、その場にいた全員。アウトー!
「今日はとことん泣こう」と言ってた予定は変更。
憩いの実家はとたんに「危険な場所」となり
みんなマスクも外さずに
「ハイ、解散!」
もんの凄い鋭角な角度で
悲しみから現実に引き戻された。
コロナにかかったのはタカシのせいじゃない。けど
「しっぽり悲しもう」を返してくれ笑
濃厚接触者になってしまったので
美良生も学校をお休みし、私も
家でおとなしくしてました。
ちなみに、実家でウナギを食べず
１人神奈川で仕事をしていたパンジーはセーフ!
働いてくれて、家から出れる人が１人でもいてよかった。
そのパンジーが無事であり続けるように、家の中では接触も慎重に。
お仕事を安心してお受けするために、私はPCRも受けた! 初体験でした。
唾液をある程度出さなきゃいけないんだけど、うまくなかなか出ないのね!
懸命に梅干し嗅いでみる
大変だったわ笑
検査結果は陰性。ホッとした!
自粛期間も無事終わり。結果
誰も感染していませんでした! よかったー
コロナ陽性はタカシ単独。ナゼなんだー!
そんなことが短い期間で起こってました。
おまけでいうと、タカシは退院した数日後
地震でエレベーターの中に閉じ込められました。笑
笑うところです!
もう、笑おう!
サザエさん風に言うと
バアちゃん亡くなる、
タカシコロナになる
タカシエレベーターに閉じ込められる、の
3本です んっがっんんっ、てところです。
いい加減にして笑