みなさまこんばんは!

御覧いただいてありがとう♪

 

昨日は1日、家にいながら

オンラインを楽しみました!

 

まずは午後から、お友達のエビちゃんも登場する

 

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「障害児の就学に関する基礎知識」!

 

ウチのコはとっくに就学してますが

思えば。就学する直前のタイミングで

エビちゃんに出会い、進行の田﨑さんに出会い

たくさんの後押しと手助けをしていただけたおかげで

 

ウチのコは、ダウン症があっても

今も普通級に通っている。

おふたりに出会うまで

インクルーシブ教育っていうコトバも知らなかった。

障がいのあるコはみんなとは別の場所にいくものだと思ってた。

 

4年生になりましたが、今でもときどき

「ホントによかったのかな?」と思う。

とある年の担任の先生からも直接、

「何も教えてあげられなくて

 時間が無益に過ぎていくようで

 美良生くんにとって本当にいいんでしょうか?」と言われたこともあり

↑これにはとっても揺らいだ

 

コメントでもさまざまなご意見が届く。

ありがたく読ませていただいてます!

賛否両論の「否」は、アメブロさんの管理の方が

消されているので反映されていませんが、ちゃんと読めてます!

 

「美良生くんにとって最適な場を」「療育が受けれなくてかわいそう」

 

揺らぎます、わかります。お気持ちがありがたいです。ありがとう!

 

そんな揺らぐ気持ちもあるなかでの、昨日の講座。

 

すごくよかった。

 

「大人の障害者が語る」

インクルーシブ教育の必要性、として

 

エビちゃんが話してくれたコトバが胸にキタ

 

「学校は勉強するところなので、ウチのコは

 勉強ができないからシンドイかもしれない、

 って思われる方の声をたくさん聞きますが

 逆にお尋ねしますね。

 

 あなたの小学校の思い出って何ですか? 

 

 算数の授業でしょうか、国語の内容でしょうか。

 

 放課後にお友達と遊んだことじゃないですか?

 おいしかった給食のメニューや修学旅行や

 運動会じゃないですか?」

 

・・確かに、そう。

 

そりゃあ、

勉強はデキるに越したことはないけれど

なにも「勉強」ができないからって

みんなと違う場所にいかなくっても

いーのか!

 

ちなみに、スウェーデンの療育では

「本人がしたいことしかしない」んだって!

 

「したいことしか伸びないし、したくないことをさせたって伸びないし

 時間と労力のムダ」

 

だから、訓練というものはないんだって!

 

飛んでたい人はずっと飛んでる、

絵を描きたかったらずっと。

 

そして、その人がしたい

「いいところ」だけを伸ばすと!

 

これ、自分に当てはめたらしっくりこない?

私は料理が苦手。訓練だからと強要されても伸びない。

(事実、約20年シュフをしていてもいまだに伸びない笑)

 

絵ならずっと描いていられるのに!

 

「したいことだけをする」で

いいじゃないかと私も思う。

 

楽しむために生まれてきたし!

 

 

「できない」を捨てて欲しい、とエビちゃんは言う。

 

「ありのままの、そのままの状態で愛している」

そんな風に、お子さんに言って、と。

 

とても肩のチカラがほぐれた。

 

 

「それに支援されても、されてなくても

 いずれは放り出されるんです」

 

↑ショックを受ける言葉だった

 

エビちゃんは言う。

 

支援学校を出たあとの

支援「社会」は用意されていない、と。

 

「私なんてまーまーいい成績で大学を卒業したのに

 結局、1人で動けない人はいらない、と

 どこの企業にも就職できなかった」

 

今は、エビちゃんが表に出て人と関わっていくことで

関わった人が「変わっていく」さまを目の当たりにし

「自分で動いて、関わって知ってもらう」

代表、理事長に就任したけどね!

 

 

エビちゃんは進行性の病気で

小さい頃から車イス。けれど

小学校から大学まで、普通級に通った。

 

海外にも行き、野宿もし(私でもしたことない笑)

今はヘルパーさんに24時間ついてもらいながら

1人暮らし。

 

↑といったご自身の経緯を

各小学校に出向いて行って

子どもたちに話すことがあるんだって! すると

 

障がいがあって「大変」「エラい」「かわいそう」

 

この3つくらいしか感想がかえってこないんだって笑

 

ちなみに、私も今でも言われる! 

「大変なのに」「がんばってる」

 

そのたびに違和感を感じてる。

「エラい」がなくて

↑ウソ笑

 

フツーに子育てしてるだけ、

大変なのもがんばってるのも

どの子育てもいっしょだよー

 

 

「ちょっと話したくらいじゃ、

 子どもたちには響かないんです」とエビちゃん。

 

直接、もっと関わらないと

「自分ごと」には思えない。

 

「人は、関わった人のことしかわからないんです」

 

車イスの友達と運動会の種目をいっしょにするには

どうしたらいいかをみんなで考える体験がないと

「自分ごと」にはなっていかない。

 

それで思い出した。この前の放課後

美良生が参加したドッジボールで、お友達が

「美良生ルール」を考えてくれてみんなで楽しめた日のこと。

 

みんな、いっしょに遊びたいからと

瞬時にアイデアを出しあって。

 

遊びの達人たちだった笑

とっても嬉しかった!

 

 

いろんな人がいるということを知る。関わって知る。

 

「みんなごちゃまぜ」のインクルーシブを勧めるのは

 

「いる場所を分けてしまうと、関われないからわかりあえない」

 

居場所を「分け」て

いずれ「放り出された」あと

(放り出されはしないかもだけど

エビちゃんご自身は放り出された経緯から)

 

「そのあと、社会でどう関わって、どう生きてくの?」とエビちゃんは問う。

 

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↑これが理想。

私もそう思う。

 

支援学校や支援学級を

否定しているわけじゃないの。

 

私の理想はね!

 

みんなと同じ場所にいながら

美良生にあった学習ができること!

 

 

日本は今、これほど少子化だと言われているなか

障がい児の数がとても増えているんだって。だから

支援学校の数もどんどん増えていっているんだって。

 

「どーして、

 特別支援学校や特別支援学級でできる

 「特別支援教育」が、

 地域の通常学級でできないんだろう?

 (せっかくいいこともたくさんやってるのに)」

 

私にはナゾで…と言う

エビちゃんに激しく同意!

 

 

私が生きているうちに、支援学校と支援学級と普通学校が

ひとつに合併される景色は

 

見えるんだろうか?

 

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↑ピースの中にエビちゃん

 

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「オーイ!」って話しかけてる

 

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呼びかけてる。

 

・・聞こえないよ? 笑

 

 

オンライン講座を終え

美良生とお買い物へと一歩、外に出たら

 

同級生の女の子から「みらいくーん」と声をかけられた。

 

 

今日は、私が1人でお買い物に行ったら

同級生の男の子から声をかけられ

 

「あれ、みらいくんは?」と

聞かれた。

 

この男の子とは来週

遊ぶ約束もしている。

 

週に1度はお友達が

誰かしら遊びに来る。

 

「関わっているから」

みんな、美良生を「知っている」

 

この現実と、みんなと遊ぶ放課後のため。

 

これが美良生が、障がいがあっても普通級に通う「理由」だと

改めて、思うことができた♪

 

美良生の「小学校の楽しい思い出」が

これからもたくさんできるといいな!