みなさま、こんにちは ! (・∀・)ノ

いつも御覧いただいて、ありがとう。

たのしいコメントも、いつもありがとう!!

たくさんの、お祝いのお言葉をどうもありがとう!!

とってもうれしいです。カンゲキです☆うわあーい!

うれしくて、スキップしながら買ってきました。
漢検、準2級の参考書ーーー! (ж>▽<)y ☆

鼻歌まじりにパラパラめくって見てみたら、
そのあまりの難しさに・・・

スキップの足も止まった。(・・;)

ま、まあ!! まだ時間はあるし!!

空良とゆっくり、学んでいきますー!


みなさまにはほんとうに感謝です。ありがとう!!


と、ホッコリしたのも、つかの間・・・

き、きいてくださいーーーっ!(iДi)


うかれすぎたのでしょうか。

空良が・・・




やっちまいました。(_ _。)


きのう、近所の英語塾から自転車で帰ってきた空良が

家に帰ってくるなり、深刻な顔付きで言い出したの。


「ママ・・・・・」


やめてーーー!!(/TДT)/


その、「ママ・・・」の言い出し方だけでなんかわかる、

今から「ぼく、ヤバいこと言い出します」なフンイキー!


「なによ、なによ、ちょっとなによーーー!」身構えたら



自転車で、ぶつけちゃったんだって。



な、なにを?

人を?物を?


空良がちいさい声で「く。くるまを。」


聞けば、駐車している車に、自転車ごと突っ込んでしまったとのこと。



なんでそんなことをしたのかと聞いたら


「街灯に当たらずに走る」ひとり遊びに

ムチューになりすぎた結果なんだって。

・・・アホかーーーーー!! (ノДT)


アホなのは、もうしょうがない。

その、空良が「ぶつかった」車に

どれくらいキズがついてしまったのか、

まずはキチンと確かめないといけない。

場合によっては、謝って弁償をする必要がある。


お仕事中のパンジーに連絡をして、事情を話して

お仕事終わりに、空良といっしょに現場を見てもらいました。



結果。


その車。


空良の言う通り、

やはり損傷していたそう。



駐車場で「アチャー」と、パンジーが車についたキズを見ていたら

たまたま、その車の横に停車していた車が動き出すようだったので

「この(キズをつけてしまった)車の持ち主の方を知りませんか?」と聞いたら


教えていただくことができて。


パンジーと空良は、肩を並べて


たずねていったそう。


「ごめんください」

「ごめんなさい」・・・


ご年配のご夫婦のお車だったそう。


空良は、真摯にあやまったんだって。

$奥山佳恵 てきとう 絵日記


「ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい。」


老夫婦は、さすがにはじめは驚いていたけれども

事情がわかってくると、しだいに優しく微笑んでくれて


叱るどころか。空良に言ってくれたんだって。。。


「正直に言ってくれて、ありがとう。」


温かく、空良を許してくれました。


そして、どうなったと思う?


家に帰って来るなり、

顔を赤らめた空良が

教えてくれたよ。


「ママ、ぼく、

 


 チョコレートをもらった。」


$奥山佳恵 てきとう 絵日記


正直に言ってくれた、ごほうび。だって。


ご夫婦のお孫さんが、ちょうど

空良のひとつ違いなんだって。


お孫さんの姿に、かぶったのかもしれない。

「すっごく怒られる!!」と覚悟をしていた空良は

まさかの、思ってもみなかったであろう

「正直者のチョコレート」に

面食らっていた様子でした。


パンジーは言っていました。

チョコレートはおろか、

「もしかしたら、この靴は履けそう?」

お孫さんが履いていた靴までいただく寸前だったんだって。


「叱られるどころか、いろんな物をいただいちゃうところだった。」

こんなステキな方々だった。それが本当に、空良がツイていたこと。


チョコレートが大好きな空良。


けれど、さすがに「ワーイ! 」とは言わない。


ちゃんと罪悪感を感じているからだと思う。

これは甘くて苦い、チョコレート。

そのことがわかっている証拠。


空良に聞いてみました。

しょうーーーじきなところ、

自転車で車にキズをつけてしまったとき、

「このまま知らんぷりしよう」という選択肢はなかったの?って。


そしたら、あったって!


マンガやアニメみたいに、

右に悪魔、左に天使が出たんだって。笑

$奥山佳恵 てきとう 絵日記



悪魔は言ったんだって。「こんなの、わかりゃしないよ。早くにげよう!」

けれどそこをすかさず天使が「いや、おうちの人にすぐに知らせよう。」


「いっしゅん迷ったけれど、

 でもボク、天使を選んだんだ。」と、空良。


「選んだあとも、こわくて後悔した。

 正直に言わなければ良かったと思った。

 けど、いまは、

 言ってよかった。」

 
言ってるそばから目の奥がキラキラしている。

ああ、これが、正直者から出る「キラキラ」。


おバカだなー、と思うけれど

じっさい、おバカなんだけれど、


正直者に育ってくれた空良のことを

親バカですが、心から誇らしく思います。


うちの子、おバカだけれど、いい子です!!



ただし!!!


車の修理代は

空良が貯めているお年玉から

きっちり出していただきます。


いい子ですが、そこのところは・・・



当たり前じゃ、コラーーー!! (。`Д´。)ノ