ワタクシは、氣功もヨガ🧘‍♀️も大切にしている漢法医学の治療家なので、

有難い事に、自分の不調を、どう導き、どう治し、どう活かすのかの、選択肢は、比較的、多いかも知れません。

先日、ワタクシ自身が、恐らく、やや花粉症的、かつ、一般的な風邪🤧にして、

症状は、[  幸い、] 新型コロナウイルスによるものと、割合、似ている状態を経験しましたので、

コロナウイルス🦠を含む、呼吸器系を主とした感染症患者さん来訪時の、良い予行演習になり、

とても有益でした。

勿論、ワタクシは、既に、治って、平常に戻っています。

病の治し方には、
1 生命作用を抑える治し方  
2 攻撃して、治す治し方 
3 生命作用に協力して治す治し方 
治さない治し方・・・病を、大自然からの有難い、メッセージであると受け止め、敬い、活かし、

自分自身の生活や生き方の方を、徹底的に、見直し、改善していく方法です。

東洋医学では、主に、3や、4の方法を選択します。

予防に関しては、前回や、もっと以前、インフルエンザの予防について述べたので、

今回は、罹ってしまった時に、私の場合、どう対処して、スムーズに治ったのかという話です。

○症状は、
初日の夕方に、喉から、鼻の奥に、熱っぽい違和感を覚え、

2日目より、後鼻漏(鼻汁が咽に垂れて来る)ぎみの痰が絡み、鼻中微煩(煩わしい感じ)、鼻水(時に、自動的に垂れる)、

やや痰絡みの咳、倦怠感、

🥵発熱、悪寒、時に、頭痛、

上腹部の緊張した様な支え感、僅かに口まずく、微悪心、口渇(かつ)は無く、

唇・口・咽の乾燥感も無く、通じの軽度不安定は有るが、普通便、

左脈:浮緩、尺中(肘に近い側) やや弦、
右脈浅層:弦小にして、中層緩、数(頻脈)。

舌👅、暗い淡紅灰白舌、舌の尖端は僅かに紅色。潤い微多、薄い膩(じ)腐苔。

などの症状になって来ました。

○食事は、始めは、平素よりも、更に、一食抜き、後には、有機梅干し入りの玄米の重湯、その後、徐々に、平常食に、移行し、

割合、治って来た頃には、前回のブログ記事の写真の食事へ。

○治療は、仕事や後日の公演会の出席や、妻の誕生祝いの自然食食べ放題企画を控えていたので、

止む無く、漢方薬を、創方して、3 の治し方を選択、採用しました。

私の創った、今回の漢方処方は、
参蘇飲加乾姜、附子、連翹、桔梗、石膏、1日分で、
先ず、胃腸と身体が、楽になり、汗が出そうだが、スッキリとは、まだ、出切らない状態となり、痰の絡んだ咳は、明け方、まだ、多かったので、

次には、9/10参蘇飲加附子、連翹、桔梗、石膏、合1/10神秘湯、として加減すると、心地良い発汗に変わり、36.6度に下がって来て、咳も、更に減り、

体感的にも、もう治ったかな?と、感じたが、

後で、後鼻漏と、咽の微かな熱感が、時に感じられ、夕方から、やけに、咽口鼻中が乾燥して来たので、

瓊玉膏(けいぎょくこう)に、徐々に、切り替えて行くと、後鼻漏以下の症状も、速やかに取れ、

結局、前兆の日も含め、咳は、3日間のみで、完全に、消失し、

全ての症状も、丸5日間迄には、95%は治りました。

瓊玉膏は、必要な体液が、体内変化の消耗性の熱によって、失われて、体力が回復していない状態に基づく諸症状を改善する一方、

秦の始皇帝が、「不老長寿」を求めて、医官たちに造らせた秘薬でもありますが、

残念ながら、数年前に、製造が中止されてしまいました。

しかし、2種類の漢方処方を組み合わせる事によって、治療薬としては、代用出来ます。

今回の漢方処方部分の情報は、人を選ばす、急速に、広まり過ぎると、世界の貴重な資源が不足し、市場も混乱を来たし、

[ 返って、必要な人に、必要な薬が届かなくなる恐れが有ります ] ので、

この情報を真に活かせる漢方の専門家などから、優先的に、伝わる事を望んでいます。

なので、敢えて、薬の分量は、記載しない事にしました。

それでも、一般の方にとっても、その氣になれば、活かせる面、得られる氣付きは、いくつか有ると感じ、お話しさせて戴きました。

何年か前に、私の講座を聞いたことのある医療関係者には、既に、基本的な事は、伝えてありますが・・・。

☆なお、咽症状や、後鼻漏、咳、乾燥症状が軽く、普通の体力のある人であれば、

恐らく、例え、新型コロナウイルスによるものであっても、

「 生姜湯 」程度で、充分、治る人も有ると思います。

ご安心を❗️❣️

さて、最近のワタクシの朝昼兼用食、もしくは、昼食です。


夜は、野菜🥬果汁、もしくは、野菜ラーメンです。

今週後半、遅れてしまった妻の誕生会としての自然食の食べ放題が終わってから、

徐々に、減食に取り掛かる予定です。