偶数月に二か所の公民館で交互に開催されている秦野おもちゃ病院HOTで 今月は南公民館での修理を報告をします。今回はこの他にも二件の修理を担当しました。 一件はアンパンマンのシャボン玉機で、お子さんがシャボン玉を下に向けて発生させたのでシャボン液が内部に入り、電源が入らず電線切れで接続しなおして動きました。だが音が出ず、基板パターンまでシャボン液が入り パターンの銅箔が腐食しプリント基板まで剥がれ 腐食し、断線していましたのでメインICまで遡り 音の出るICリードを探し 何とか探し出し、ICの足に直に接続し完了しました。即日返却でしたので写真等の資料を作る時間がなく報告のみとなります。
その他に二件担当し、その内一件は おもちゃではなくカセットテープレコーダーでスイッチが入らずとの事(古いので断ると本体廃棄となりそう。長時間入院 了解の上引き受け)又、同じお客様が おもちゃのカメラも持ち込まれましたがカメラはまだ新しいのでメーカー相談を勧めました。(おもちゃ病院が開けるとメーカー修理不能となるので)
その他に、今回担当したおもちゃは二両連結のおもちゃで一両目は蒸気機関車の姿、二両目は石炭を積んでいる機関車(プラレール ヒロ)です。
この機関車は単二乾電池一本で駆動され、二両目は乾電池単四二本で音の効果音を発声します。(一両目は乾電池無し 二両目は電池有)で受け付けました。
一両目は電池を入れても動作しないとの事で分解し動作を確認しました。
この車両を裏返しで確認します。
車両を裏返しますとプラスネジ頭がたくさん見えます。この機関車の一両目 本体は まだ新しいようなのでおそらくお客さんが電池交換時、電池交換用以外のネジを外してしまい組み立てたが 元の状態に戻らず動作不良となったのでは推測しました。
そう言う私も、このプラレール ヒロは初めてなので、どこから開けるのか分からず底面のネジを一個づつ確認しながら開ける事となりました。しかし、分解すると内部のギアーもバラバラになり この組み立てには急いでいる現地では難しく、持ち帰ってゆっくりの修理(入院)として預かりました。
従って今回は電池交換を行う時のネジの開け方を写真で示したいと思います。
上の写真は底面から見た、一両目の写真でネジ部を黄色の丸で示しました。
ここで5本のネジが見えます。
前左から1、2は2.6mmΦネジ 3、4は3.0mmΦ 後ろの一本は3.0mmΦのネジです。
電池交換時に外すのは後ろの右の一本のネジです。
間違えて別のネジを外すと、中央の二本は動輪が外れるとともにモーターユニットや通電の回路、連結器も外れてしまいます。
前の二本1、2を間違えて外すと機関車のヒロの顔が外れてしまいます。
プラスチック蓋で前輪とヒロの顔を止めているビス止め蓋が見られます。
又、片側は挟み込みによる指示なので一番前の写真では左の車輪抑えも外れてしまいます。
又、上の写真では電池のマイナスホルダーからの金属とそこからのマイナス配線の単線が見えますが、この単線の先がこの後から出てくるモーターの入ったギアーボックスの電極と接続されモーターへのマイナス通電配線となります。(黄色丸印部)
この配線が接触不良だったのではと思われます。(黄色丸)
上の写真はメインの駆動動輪を先ほどとは反対に車両の上側から見たところで 同時に組み合わされる モーターユニットを並べて映しています。
本体下のモーターユニットは裏返して並べて下に見えますが 下のモーターユニット箱内にモーター・スイッチ・ギアー類の入ったボックスが見え、白い歯車が本体動輪のギアーと組み合わさりモーターを回すと白いギアーがかみ合い動輪を駆動します。
モーターユニットには二本のワイヤー配線が箱の下に見えますがモーターユニットの左上の曲がった電極(黄色い丸の中)と台車からの先ほどのまっすぐなワイヤー(もう一つの黄色い丸の中)とが交差してモーターに通電され、又歯車もかみ合わされ駆動できます。組合されモーターユニットを台車にネジで留めると二つの単線が交差しマイナス電極のワイヤーは繋がります。ここを二つの黄色い楕円で示しました。座りをよくするためワイヤーの片側を少し起こしてバネを強くし交差による通電を助けました。
上の写真は二両目の音の発声車両です。
単四二本で動いています。ここはスイッチオンで正常に動作していますので特に修理はしません。
以上の様に一両目の電池交換は連結器下にあるネジを外し、本体カバーを開けることで内部の単二電池一本の交換が可能となります。
他のネジは外さないようにします。
以上





