ハートキュアウォッチは対象年齢3歳以上の腕時計型おもちゃ。充電ができないとの事

充電は時計の右側面の蓋の中にコネクターがあり このコネクターを使って充電する。USBコネクターはいろいろな物があるが最も小さくてその為、良く使われているマイクロUSBですが 小さい為 無理をして壊れ易い。小さなお子さんでは上下の向きを選ぶ必要とそっと指す力加減が難しい。馴れると指二本で軽くセットできる。コネクター内部は電極部3.3mmx厚さ0.8mmの中に5本の電極があり両側二本の電極で充電している。

今回はお客さんに今、使用しているUSBアダプターと100mm程のコネクターを持参してもらいました。同じUSBでも丈夫なのはこの写真で見えるUSBType-Aコネクターですが大きいので最近はもっぱらマイクロUSBが多用されています。おもちゃではお子さんが無理をして壊しやすいですが普通は指二本で軽く使用できます。

 

上の写真は時計本体のアップで下は黒い充電コードをセットしたところです。

その下に見えるのは今回解りやすいように手持ちのUSBテスターを繋いで充電特性を見ながら充電しているところです。

 

取説では充電中の画面が出て充電状態を表すようですが接触不良で断続している場合は画面では見えません。そこで手持ちのUSBテスターを使用しました。

今回はマイクロUSBの中は壊れてはいませんが内部にある5本線の金属電極に腐食が見られ 接点復活剤のスプレーでも改善しませんでした。
機械的にサンドペーパーで電極を注意しながら軽く磨き復活剤で仕上げました。
時計に通電できているかは電池のマークで分るのですが度々の断線・通電の半接触では画像が消えてしまいます。
下の画像はUSB専用のテスターで充電中の電圧や電流・その他特性が分り断線すれば

直ぐに電流ゼロで判定できます。
このメーターで見ると少しケーブルを下から上に力を掛けてやるといいようでした。

今使用中のコネクターは本体購入時に付いてきた物のようですが 少し短いようで

出来れば無理なテンションが架からないように500mm程が欲しいです。

充電の時は時計を横置きにしてコネクターを軽く押し上げると良かったです。

テスターの値で5.03は充電電圧 0.23は充電電流でこの値が出ているときは充電しているときです。

本体はMicro-B?で小さいプラスチックに5本の電極が並べてあります。

充電のプラスマイナスはNo1とNo5の二本でNo4は入出力を決める電極となり極めて精密です。今まで本コネクターを使用しコネクターの不都合品は本体を開けてマイクロUSBのコネクターを交換してきました。しかし、このおもちゃは本体が小さくヒートガンやペースト半田、専用フラックスなどを必要と予想され、専用道具・部品の手持ち無し等からコネクター本体を交換することは避けました。

 

大切にコネクターを扱ってください。

本件の充電は二度ほど完了させましたがおもちゃの性格上終始動作していて時々喋っています。従って返却時までには又少し減少しているでしょうが。 

                            以上