昨日は、豊川市民病院でピアサポーターの相談会だった。
抗がん剤治療で脱毛して、ウィッグが必要になる方がある。
そんな方の相談があったようで、帰りに隣のイオンモール・
ウィッグコーナーで、現在のウィッグ状況を見ていこうと
出掛けた。
ちょうど、NAO-ARTのウィッグフェア中だった。
エグゼクティブマネージャーの安達さんが、親切に対応し
てくださった。
彼女は多摩美で油絵を専攻し、乞われて大学職員をしてい
たが、この道に入り、日本中回っていると言う。
このコーナーの量の多さに驚いた。
彼女は美容師の免許も持ち、ウィッグと自毛を絶妙に合わ
せてカットする技も見せてもらった。
2011年12月1日の事だった。
突然、フィラデルフィア陽性急性リンパ性白血病を告知さ
れた。
3悪の特徴を持つ白血病と言われた。
難治性、再発しやすい、中枢神経に浸潤しやすい。
当時、最初の強い抗がん剤治療終了後、生存率10%と言わ
れた。
葬式の準備をするしかないと、覚悟を決めた。
脱毛すると分かっていたし、当時グレイヘアだったので、
黒々とした素敵なウィッグで若返り、お棺に入るつもりだ
った。
「お母さんらしくないことは、止めてほしい」と、子ども3
人が口を揃えて言った。
師長さんに相談すると、オーダーができるパンフレットを
見せてくれた。
パンフレットのスヴェンソンは、クリーンルームまで来て
くれた。
当時は、グレイヘアの出来合いのウィッグはなくて、オー
ダーだった。
1ヶ月位で出来上がったが、その頃は、抗がん剤の副作用中
で高熱が出たり、倦怠感で起き上がれなかったりで、出来上
がっても受け取れなかったのを思い出す。
受け取った時、これでお棺に入ることができると、妙な安
心感があった。
現在の多種類のグレイヘアのウィッグには、大感動!
今日は、グレイヘアの友だちを誘って、また行った。
私の周りには、ウィッグを視野に入れている友達がいる。
紹介しようと思う。
<収穫>
モロヘイヤを収穫した。
今日の「魔法の花瓶」
バラ、ソリダコ、ソケイ
キョウコさんの「魔法の花瓶」
ひめゆり、エリンジウム、ヒメヒマワリ、ソケイ