2日目の午前中は、1番行きたかった「江之浦測候所」。

 

「江之浦測候所」では、冬至と夏至、春分と秋分と言った

季節の節目に,太陽の軌道を確認することを目的にしてい

ると言う。

構想20年、杉本博司氏の建築の集大成!

 

後ろに見えるのは「明月門」(室町時代)

 

夏至光遥拝100メートルギャラリー

入り口から、100メートル先を望む。

 

夏至の朝、海から昇る太陽光は、この空間を数分間に渡って

駆け抜ける。

 

振り返って、入口を見る。

掛けられた写真は、杉本博司が撮影した世界の海。

 

100メートルギャラリーの片側は、全面硝子!

一点の曇りもなく磨かれた硝子は、外にいるのか中にいる

のかが分からなくなる。

 

外から見ると、大谷石の壁

 

下から見ると、12メートル張り出している。

 

 

生命の樹 石彫大理石レリーフ(12~13世紀 ベニス)

 

その先は

右は光学硝子舞台

 

光学硝子舞台と古代ローマ円形劇場写し観客席

 

でっぱりの下は、冬至光遥拝道

冬至の朝、駿河湾から昇る陽光は70メートルの墜道を貫き

対面して置かれた巨石を照らし出す。

 

この真ん中あたりにある、光井戸(江戸時代)には行けな

かった。(残念!)

 

冬至の朝、照らし出される「円形石舞台」

中央は、大名屋敷の大灯篭を据えていた伽藍石。

周囲は、京都市電の敷石を放射状に擦り合わせてある。

 

多分、ここが春分、秋分の日の出の道

 

写真を見ながら振り返っているが、まだ石の力に圧倒され

ている。この続きは明日に!

 

 

今日の「魔法の花瓶」

バラ、カスミソウ、ピットスポルム

 

 

キョウコさんの「魔法の花瓶」

アンスリウム、スターチス、カスミソウ、ギンヨウグミ