今年になって100歳という女性と知り合った。

お歳が信じられないほど頭脳明晰で、今まで生きてきたすべ

てが、血肉になっているような女史だった。

 

アルパの発表会にもおいでくださり、初めて見聞きした楽器

への興味、的確な質問には驚くばかりだった。

 

発表会の帰りに寄ったカフェで、話が盛り上がりお食事会を

となり、私も仲間に入れてくださった。

 

指定のお店は、飲食業でテレビで取り上げられるようなグル

ープの原点になったお店だった。

 

アルコールが苦手な私は、素晴らしいそれらを写さなかっ

たのが悔やまれる。

 

「最初は、シャンペンから」と彼女

グラスに描かれた絵は、冷たいシャンペンで色が変わる。

 

 

滅多にお目にかかれないようなお料理の写真を!

 

浅利とホワイトアスパラ(三河湾)

 

薫風9枡

桜エビコロッケ、煮穴子炙り、自家製唐墨

花山葵、あいち鴨ロース煮、煮鮑肝和え

金山寺味噌、三河とり貝、ラッキョウの赤ワイン漬け

 

地蛤 白甘鯛潮汁(赤羽)

 

握り(江戸前)

雲丹とミナミマグロ

 

初夏の活鮮青竹盛り(伊良湖)

 

 

初鰹×藁(伊良湖) 生七味添え

 

きんき一夜干し(羅臼) 姫玉蜀黍丸焼き

谷中生姜 八丁味噌添え

 

 

源氏和牛(新城) トリュフ鍋

甘長唐辛子、ペコロス、丸十、長茄子

 

イカのお造り

「今、イカが入りました」と言われて、お造りが出された。

足が動いていた。

 

エンペラの塩焼き

 

新酢橘稲庭うどん(徳島) 生七味

この1品だけを写し忘れた!

 

ほうじ茶香るプリンと紅茶

 

 
これらのお料理と共に、白、赤のワインがビール提供された。
参加者のSさんのお土産のドイツ産のワインも!
ルビー色の美しい赤ワインは、私は色だけで魅了された。
 
私がほんの少ししか飲まないのを見たのか、女史は飲み方を
教えてくれた。
「アルコールを少しにして、お水を飲みながら飲むとよい。
その飲み方は、口の中をスッキリさせて、食べ物もおいし
い」と言われた。
本当にその通りだった。
 
初めてアルコールを美味しいと思ったし、お料理も格別だった。
 
女史は、皆に気を配り、アルコールの順番も決めていく。
そういうことが、好きだと言われた。
 
一生にはこんなに素晴らしい女史に出会うチャンスもあるもの
だと思った。
 
『100歳になっても、新しい友達ができるのはうれしい‼』
忘れられない彼女の言葉!
 
何かにつけて、彼女を思い出すと思う。