従姉たちが来たとき、切山の大杉を案内してくださった後輩

のご主人様が、さらに大きな根羽村の「月瀬の大杉」に行き

たければ、案内してくださるという。

 

巨樹は、パワーやオーラを発している。

是非とも行きたいとお願いした。

 

根羽村は、長野県だから約2時間は掛かるとB氏。

 

車窓からは、紫色の藤の花がたくさん見られた。

ずいぶんの高さまで、蔓を伸ばしているようで、木全体が藤

色になっている木も多い。

藤は自分で、水分、養分を吸うから、寄生はしていないそう

だが、巻き付かれた木のほうは、ストレスで枯れてしまうこ

とがあるという。

 

人間でもありうると、妙に納得した。

 

田口で、休憩。

見たことがある建物!かつて同窓会で訪れた関谷醸造。

その頃は、同級生が社長だった。

ショップで、「ツバメの恩返し用」の1品と、蓬莱泉の酒粕

を購入。

 

下山村役場の隣にある「町中華・Wagen House」で、早

めの昼食。

 

同じテーブルで、民宿「まほろば」を経営するご夫婦と話が

はずんだ。

奥様はピアニストで、ご夫婦で大阪から移住されたという。

富豪の山持ちの家を買って民宿にしたと言われたから、是非

行ってみたいと思った。

 

どこをどう通ったのかわからないけれど、B氏は地図が頭に

入っているように、すいすいと運転する。

 

根羽村月瀬の大杉に到着!

 

木を全部入れるには、遠くから写さなければならない。

 

 

 

根の1部が見えている。

 

地下では、根がどんな風に絡まっているのかと想像される。

 

<B氏の話>

「1本杉」と言う言葉は、聞いたことがあると思う。

「1本檜・ひのき」は、聞かないというのは、杉は川とか

沢のように水があるところで、1本で堂々と育つ!

 

檜は、1本では育たたない。

皮が乾くと枯れてしまうので、群生して、お互いに陰を作り

あって、成長していくという。

 

月瀬の杉の巨樹の近くにも、きれいな水が流れている川が

あった。

その水辺にも、根は伸びているだろうと言われた。

 

 

帰り際に、振り返って写真を写した。

 

1800歳の巨樹の葉は、生き生きとした濃い色のグリーンで

歳を感じさせないというか、若い木の葉そのもの。

巨樹から、若さを感じたのは不思議!

 

歳を重ねても、どこかに若さを抱いて生きていきたいと、こ

の巨樹から学んだ!

 

この写真の両側の木は、桜!

桜が咲くころは、また違った景色になるだろう。

 

 

今日の「魔法の花瓶」

ガーベラ、バラ、デルフィニウム