昨日の新聞で、加古里子さんがお亡くなりになっていた事を知った。
加古さんを知ったのは、2児目の出産時、私が入院した
時のために、子どもに本を探していた時だった。
2歳になったばかりの長男が、絵も楽しめる本を探していた。
見つけたのが、加古里子さんの「海」だった。
息子は、この本が気に入り、毎日、祖父の膝の中で
「これなんだ?これなんだ?」と読んでもらったそうだ。
字が読めないのに、プランクトンの名前などを教えてくれるのに
驚いたものだった。
続いて、購入した2冊
大人が読んでも、興味深いこの3冊は、我が家では
「加古里子さんの海」。「加古里子さんの地球」
「加古里子さんの宇宙」と名前付きで、呼ばれていた。
娘から聞いた話だが、息子が、大学入学で家を離れる時
ボロボロになったこの3冊シリーズを持って行くか、新しく買うか
散々迷って、ボロボロの3冊を持って行ったのだそうだ。
どの本かの最後のページに、「この本を読んで、この道に進んで
行く人があるかもしれない……」と。
「それは、オレだ!」と言って、海と地球の仕事をしている。
子どもたちが通った幼稚園では、毎日、本を貸してくれた。
「今日も、加古里子さんの本だよ」と、通園バスを降りてきた。
この3冊の本と、「だるまちゃんシリーズ」、「カラスのパン屋さん」、
「ピラミッド」、「ならの大仏さま」など、私が忘れられない本たちだ。
次男が、「カラスのパン屋さん」の、2ページにわたるいろんな
パンから、嫌いなパンを真っ黒に塗りつぶしてしまったのは
2歳前の頃だった。
歴史好きの、次男の本棚には、「ピラミッド」、「ならの大仏さま」が
並んでいる。
加古里子さんのご冥福を祈っている。





