幼いころから病弱ではあったが優しい姉が大好きだった結衣子 

 しかし小学生の夏休み、遊び足りない結衣子は姉を先に帰らせ、姉がそのまま行方不明になってしまう


 誘拐の可能性があると半狂乱の母は独自の捜査で結衣子を使って、疑わしい家に向かわせ姉の存在を確認させる

 何も分からず母の言いなりになる結衣子は噂が立ち、そのうち学校でも孤立するようになる  


 このまま迷宮入りかと思われたが、数年後に姉が発見される 

 喜ぶ家族や周囲をよそ目に結衣子だけが姉に違和感を覚えた

 この人は本当に私のあのお姉ちゃんなのか?  



 ちょっと、まさかの展開でした

 大人たちが身勝手すぎます、特に結衣子の母親

 母性と言えば何をやっても許されるとでも思ったのか?独りよがりの自己満足で、子供たちが可哀想でした 


  一番の被害者が結衣子だろう本当はずーーっと嘘をつかれてて怒りにまかせて暴れてもいいくらいなのに「本ものってなんだろう」と絶望感しかなかった結衣子が可哀想すぎる 


  イヤミスというか本当に気分が悪かっただけど姉の正体の真実への迫り方は流石です、引き込まれました