和田芳恵の句「皿の枇杷つぶらつぶらの灯なりけり」 皿の上に並べられたビワの実が、まるでつぶらな瞳のように柔らかい灯を宿している。 ビワの淡い黄色が、優しく食卓のまわりを照らしている。 みずみずしい果実の皮をむいて、季節の味覚を楽しみたいですよね。