誹風柳多留より「本降りに 成って出ていく 雨宿り」。 雨宿りをしている間に雨がやむのを待っていたけれど、結局、雨が本降りになってしまったという川柳だ。 江戸時代の人々の感情や心理がいまに通じる。 日常のよくあることを巧みに切り取っていて、とてもユーモラスだよね。