長谷川櫂の句「赤ん坊の 手の中からも 桃の花」。あたり一帯は桃の花のさかり。赤ちゃんをだっこして散策の道すがら、うっとりしていると、無垢な赤ちゃんの小さな手からも春の香が溢れでるようだった。生まれた命の尊さと、自然の営みがとけ合う瞬間に心打たれるよね。