富安風生の句「冬の星 らんらんたるを 怖れけり」。見上げた冬の星は、らんらんとして怖いほど美しく魅力的だった。迫ってくる美しさに圧倒され、自然の偉大さと人間の小ささを感じる瞬間。大昔から人間は、こんなふうに自然への神聖な気持ちを抱いてきたのかもしれないよね。