SL君にサブコンを導入する時に候補に上がったのが2つあって


1つは今使ってるi-map


もう1つは筑波TTとかで上位を走る所謂SLガチ勢と呼ばれる人達が使ってるらしいネゴシエーターというサブコン


この2つの違いはいろいろあると思うけど、PCに繋いでMAPを作る時にi-mapは数値を入力するだけなのに対しネゴシエーターはどうやらエンジンを掛けている状態であればリアルタイムに回転数を表示できるらしいというのが自分にとっては大きな違いでした


燃調のセッティングをする時に最低限必要な情報が回転数とアクセル開度とAFなんですが


i-mapにはそれを得る方法がなくネゴシエーターは回転数が得られるわけです


この違いは結構大きいんですが当然値段の差も大きく


ネゴシエーターはi-mapの3倍くらいのお値段


それにワイドバンドのAF計を付けたらさらに結構なお値段になるわけで、FIのセッティングも勉強して行きたかったけどSLにそこまで金掛けるか?って考えると答えはNoなわけで


でも走らせるなら調子のいい状態で走りたいし


で、ダメ元でキタコに電話したんですよ


i-mapってPCに繋いだ時にリアルタイムで回転数表示できますか?って


そしたらやっぱりその機能はないという事だったんですが、どうやらキタコで出してるRISMというのを使えばそれも可能だそうで


調べてみると




こんなに素晴らしい物が😍


AFに関してはワイドバンドAF計ではなく純正のO2センサーを使うという事なので精度はそれなりだと思うけど、回転数とアクセル開度とAFを同時にモニタリング出来るというのはかなりのスグレモノですよ


お値段は2.5万くらいだけどネゴシエーターを買って拡張していくより全然安く収まる


という理由でi-mapを選択し


今回このRISMを遂に導入したわけです


ただ、SL専用品は出てないので取付が出来そうかどうかHPに載ってる説明書を見て検証したんですが


どうやらi-map装着車用のハーネスとかO2センサー割り込みハーネスとか付いてるっぽいのでまぁ大丈夫でしょう


という事でポチり


1週間ほどたって到着したんですが


開けてみると




こんな感じ


あれ?i-map用のハーネスは?




こういうのじゃないの?発送ミス?


と思いましたがよくよくよ〜く調べてみると


どうもi-map装着車用セット的なのと汎用品の2種類あるみたいで自分が買ったのは汎用品の方だったみたい


疑ってすみません、、、


で、キタコに電話して補修部品として取れないか聞いてみたんですがRISMに関しては現状まだやってないとの事で


開封して説明書読んで気付いたので多分返品交換も難しいだろうし


それならばとダメ元でこの汎用品を取り付けてみる事にしました


まず、上の写真を元に延長用配線を使ってi-mapに割り込ませられるハーネスを作ります




こんな感じ


専用品のO2センサー割り込みハーネスを見ると、どうも2極か1極のカプラーのようですが


SLのO2センサーは4極カプラーなので付属品は使えない事が判明


なので




同じ形のカプラーを探して自作


電気系は苦手なので配線図見ていろいろ理解するのに時間が掛かりましたが何とか完成(ちなみにこの写真のハーネスは割込み先間違ってたので作り直しましたけど)




で無事完成


起動時はLEAN(薄過ぎる時はこの表示になるらしい)の表示状態で


O2センサーのヒーターの温度が上がってくれば表示が切り替わるのかと期待したんですが変わらず


試しに思いっきり濃くしたMAPを作ってみたんですがそれでも変わらず


なるほど、O2センサーの信号が拾えてないという事にここで気付き割込みハーネスを作り直したわけです


すると今度は




RICH、そう、リッチ


エンジン掛けてAFの数値が変化していってRICHの表示になったので信号はちゃんと拾えてる様で安心しました


とりあえずこれで完成でいいでしょう


つーか濃いんかいw


低抵抗のエアフィルターにスリップオンサイレンサー、i-mapに入ってるどのマップを使ってもRICHの表示になるのですがホントかな


確かにサイレンサーの排気口は黒くカーボンが付着してるけど


キャタライザーがなんか影響するのか?それとも逆車だから?


とりあえず今度は思いっきり薄くしたマップを作って検証してみようと思います


そんな感じで、SLにRISMを取り付けるなら汎用品の方が安く収まるし部品が余る事もないので結果良かったです


あとはこれをモニタリング出来るよう車載カメラをどうにか上手く取り付けないとですね


これが1番大変だったりして、、、