<2>「勉強する方法」を決める はこちら


僕は自分の現状分析、成功者の分析を通して勉強する方法を決めました。
参考になるか分かりませんが、思い出せる範囲で勉強方法についてまとめてみました。

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◎最初に集中できる環境作り
  家族がいる方はまず勉強時間について相談する事が最優先ではないでしょうか。
  
  中小企業診断士が自分の将来、家族の将来にとってどう役立つ資格であり、
  そのためにどれ程の時間と金を投資する必要があるのか・・・など。
  最初に妻にプレゼンをして、仕事帰りに勉強をしてから帰宅する許可を貰いました。


  この許可があったからこそ、家族と勉強のジレンマに苦しめられずに済みました。
  同時に中途半端なことは出来ないと自分を追い込むことにもなり本気が出ます。
  

  相談した上で平日や土日の何時から何時まで勉強するかリズムを作りました。
  僕の場合は平日18時30分~22時、休日10時~17時が勉強のコアタイムです。
  自宅では勉強できない性格なので近所のマクドや図書館を活用していました。


◎『試験10分前に学習内容を全て思い出す』ノート作り
  これは薬剤師国家試験の時と同じ方法を使いました。
  テキストと心中するくらいの気持ちで、1冊のテキストを徹底的に使って
  
  テキストを読む⇒ノートを作る⇒過去問を解く⇒ノートを改訂する

  というサイクルで勉強します。
  こうやって作ったノートは記憶と連動しているので試験直前に見れば
  刺激となって思い出しやすくなります。
  (実際、直前ノートで復習した内容で10問くらい確実性が上がりました)


  ポイントは「過去問を解く」⇒「ノートを改訂する」のサイクルを繰り返す事。
  こうすることで学習の深さの過不足が分かります。

  例えば一言にキーワードを覚えるといっても
      ・単語を聞いたことがある
      ・意味がわかる
      ・関連するキーワードとの繋がりがわかる。

  このように覚えるのレベルに違いがありますよね。
  ある程度勉強してから過去問に挑戦することで、合格ラインで必要な勉強の深さが
  見えてきます。そこで足りない分をノートに追記して記憶を補うことで、
  効率よく合格ラインに近づけると考えました。


○自分に自信を持つ
  
  「正しい勉強方法を時間をかけて考えた。それを忘れないで
   自分がやれる事を、やれるだけやっている。だから合格しないわけない」

  これくらい強気で勉強していました。
  根拠のない自信と言ってもいいほどです^^;
  
  もちろん本当に合格ラインに辿り着けるのか不安になった日もありますが、
  自分を信じて勉強をすることで、冷静に、マイペースにレベルアップできたと
  思います。試験当日だけでなく勉強する途中のメンタルの方が大切かも?


○難しい科目は市販の解説書を活用する
  経済学、財務会計(簿記の部分)、会社法・・・僕にとってこの3つは難しく
  テキストだけでは理解できなかったので市販の解説書を使って補いました。

<経済学>
この2冊、本当にオススメです。僕は大学で経済学を勉強した事が全くありませんが、
この参考書を使って理解することができました。しかもLECテキストの9割をカバーしているので、
これを学習するだけでほとんどの過去問にチャレンジできる学力がつくと思います。
落ちこぼれでもわかるミクロ経済学の本―初心者のための入門書の入門/マトマ出版

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<財務会計>
B/S、P/L、CF この3つの繋がりを理解するために買いました。
超図解「財務3表のつながり」で見えてくる会計の勘所/ダイヤモンド社

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財務3表一体理解法超入門編―図解決算書がスラスラわかる (アサヒオリジナル)/朝日新聞出版

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CVP、DCFなど経営分析や投資判断が分からなかったので買った本。
イメージを作るのに役立つ本です。…これ、2次の事例IVの参考書にもなるような気がします

「1秒!」で財務諸表を読む方法―仕事に使える会計知識が身につく本/東洋経済新報社

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「1秒!」で財務諸表を読む方法【実践編】/東洋経済新報社

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<会社法>
何種類もありますが、イラスト解説がわかりやすかったです。
LECテキストの補足に使っていました。
ただいま授業中 会社法がよくわかる講座/かんき出版

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○模試をマイルストーンにする
  GW明けに「1次実力テスト」、6月後半に模擬試験がありました。

  この2つの試験を中間目標として1週間単位のスケジュールを組んで学習しました。
  また、試験の自己採点では
   ・good = 選択肢を絞り切って回答して正解した
   ・おしい  = 2~3択まで減らせた(正否問わず)、選択肢を絞り切ったが不正解だった
   ・勉強不足 = まったく分からなかった

  通常の採点と別に上記3つのチェックを行い、「good」「おしい」「勉強不足」が
  それぞれ何%だったか統計を出しました。

  こうすることで、勉強の全体的な進行状況(遅れている科目の発見、弱点の発見)や
  キーワードの学習深度の過不足(より細かく覚えないといけないキーワードか?等)を
  計ることができます。


×DVDを見る時間が作れなかった
  DVDの通信講座にもかかわらず、全体の2割しかDVDを見ていません。

  1科目目に勉強した企業経営理論の視聴が終わった時点で、DVDを見てたら
  試験に間に合わないと感じて、見るのをあきらめました。もったいないです。

  僕の場合、この選択は正解でしたが、DVDで説明していた内容は分かりやすく
  重要ポイントに直結していました。本当は見たかったです。


  映像を見るのは予想外に時間がかかります。
  もし見るとしても1.5倍速、2倍速などスピードを上げて見ることをおすすめします。
  (WinでもMacでもiPhoneでも、高速再生は簡単に行うことができます)